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今年は少し登山者が少ない気がしますが、
午前5時ころには、ヘッドランプを点けた登山者が次々と山頂を目指します。
初日の出に間に合うように、慣れた登山道を急ぎますが、
蛇石展望地のあたりで、もう空が明るくなってきました。
ようやく見晴し展望地に着くと、既に初日の出を拝もうとする登山者が集結していますが、
山頂はもの凄い吹雪で、とても初日の出を拝める状態ではありません。
吹雪の中、ワカンを付けて山頂を目指しましたが、
ワカンを付けても膝まで雪に足が沈み、さらに天候が悪化して横殴りの吹雪でホワイトアウト状態です。
諦めて途中から見晴し展望地に引き返すと、悪天候のため、集結していた登山者は残っていません。
この悪天候では今年の初日の出は拝めないだろうなと残念に思っていると、
突然、「朝日が出た」といって先に下山して行った登山者が、山頂に戻って来るではないですか。
戻って来た登山者と一緒に急いでカメラを構えると、雲の上に太陽が顔を出し、今年の初日の出?
を拝むことができました。
戻ってきた長年元旦登山を続けている方の話では、「今までで一番不思議な雲と太陽の景色だな」とのお話です。
確かに、雲と太陽が不思議な光景を作り出す元旦のらしい景色を見れたことが、何か得した気分になりました。
途中まで下山すると、山頂の吹雪が嘘のような晴天になり、山頂に行かなかったことが心残りとなりましたが、
なんとか初日の出?も見れたので、年初めのとてもいい山行になりました。
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