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いつもながら会長さんは、７０歳を越えているのに若く見えます。
今日は天気がいいので、多人数のパーティーが結構入山しており、
お顔を拝見すると皆さん高齢者のようですが、楽しそうに登山をされています。
こちらも隊列を組んで山頂を目指しますが、先頭の方は、冬の御神坂から岩手山に登る健脚の方なので、
どんどんスピードが上がり、会長さんから「ペースを下げろ」と指示がでます。
それでもスピードが上がってしまうので、度々会長さんから「ペースを下げろ」と指示が出ます。
指示を受けながら「年齢だけはどうしても追い越すことができないからね。」という言葉に、
先輩と後輩の関係が未だに続き、まるで部活動がまだ続いているような印象を受けます。
見晴し展望地着くと、晴天なのに遠くは霞がかかり、意外に遠くを見渡すことができず残念でした。
見晴し展望地から山頂までは雪が深く、つぼ足を断念して一旦引き返しましたが、
最初のところだけ雪が締まっていなかったようで、それを過ぎれば、つぼ足で山頂に到達することができました。
下山は会長を先頭に隊列を組み、会長の指示のもと的確に休憩を取りながら下山しましたが、
その時に聞いた５０年前の登山の話は、非常に興味深いものでした。
この方々は年間2座登頂して、１１年かけて去年、県内20名山を制覇した方々ですが、
１１年間も目標に向かって山行を続けたことは凄いことだと思います。
このＯＢの方々は、登れなくなる日まで部活動が続いている感じなのかも知れません。
下山してから会長さんが、麓の温泉のあるプールで、
これから水泳をするという話をされていましたが、これには脱帽しました。
今日は、山の繋がりは凄いものだと感じさせられた、とてもいい山行となりました。
