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今日は足慣らしということで貝吹岳に登り、さらにその奥の地森まで行ってみることにしました。
出発点の仙岩トンネル脇の待避所に到着すると、ガイド登山らしきグループが出発準備をしています。
そんな光景を見ると、ようやく普通の山に来た気分がします。
このグループは先行して入山していましたが、途中で追い越して、まずは最初の貝吹岳を目指します。
積雪はそれなりにあるので、久しぶりの雪山登山といった感じがします。
1ヶ月近く籔山ばかりだったので、久しぶりのアルパインブーツとスノーシューが重く感じます。
貝吹岳の山頂に到着すると、秋田駒ケ岳の山頂は雲に隠れ、向こうは天気が悪そうです。
次の地森に向うため貝吹岳を少し下って、雪庇を踏み抜かないように注意して進みます。
いつの間にか秋田駒ケ岳の雲が取れ、隣の岩手山、前には和賀山塊が見えて、とてもいい感じの冬景色です。
地森まで、こんな感じで行くのかと思っていたのですが、
何と1026mピークまで来ると、その先が垂直のように見える急斜面です。
地形図で見ていましたが、まさかこれ程までの急斜面とは。
この斜面をこのまま下るのは危険だと思い、隣の尾根を下り、地森に向う尾根に取り付くことにしました。
尾根筋を谷間まに沿って下ってみると、谷底にデブリがゴロゴロ転がり、こちらも危険な感じ。
これはこの場所での長居は危険だと思い、底まで下らずに途中から地森に向う尾根に登り返し。
登り返し、かなりの急斜面でしたが、何とか地森に向う尾根に取り付いてコースに戻り、無事地森に到着。
地森の三角点は雪の下で見れませんでしたが、山頂部が突き上げているので、眺望のいい山でした。
下山時は、1026mピークまでの登り返しをどのコースにするのか悩みます。
地形図と現地を見比べ、来るとき見下ろした急斜面を登り返すことにしました。
コース的には細尾根の急斜面でしたが、何とか1026mピークまで登り返すことができました。
上から見た時は、垂直の急斜面に見えたのですが、登ってみるとそうでもありませんでしたが、
細尾根なので、下りに使うとやはり危険だったかもしれず、今日のコースで一番の難所でした。
今日は上から見る地形と下から見る地形、見る方向で地形の印象が変わるもだと痛感させられた山行となりました。
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