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今日は、いつもの同行者と冬季限定の山、鎌倉森に登ってみました。
待ち合わせ場所の網張ビジターセンターに向かう途中で見た、
小岩井農場で放牧しているホルスタインの白黒模様が、妙に雪景色にマッチして見えます。
ビジターセンターに到着し、職員の方から鎌倉森の情報を色々と教えてもらいましたが、
今年は例年より雪が少ないとのことです。
同行者は、スノーシューやワカンを持っていないので、
土曜日の登山者がトレースを付けることを期待して、鎌倉森の山頂を目指します。
麓の網張キャンプ場からは、名前の由来である山頂付近にできた鎌の刃形が見え、
登山家の阿部陽子さんの本に書いてあるとおりです。
宮城の鎌倉山は「ゴリラ山」でしたが、岩手の鎌倉森は「鎌の刃」で、
つくづく山が作る形には、面白いものがあると感心させられます。
登山道の方は予想通りトレースがあり、「つぼ足」で登れましたが、山頂までは直登に近い急登です。
そして、山頂付近は雪庇を登るのですが、これが下から見えた鎌だったらしく、鎌の上を歩いて山頂に到着です。
山頂からは岩手山や隣の犬倉山、そして紅葉の時期に登った三ツ石山が見えて大パノラマの眺望です。
「次は犬倉山に行きますよ」と同行者に話したのですが、同行者は急登の疲労によりグロッキー気味なので、
犬倉山に行くのを諦め、ピストンで登山口に戻ることにしました。
なぜか同行者だけ、登る時も、下がる時も登山道を踏み抜くので不思議でしたが、
これも疲労に一役かったのかも知れません。
後から、「あまり登らないうちに、足がつってしまっていた」という話を聞かせられ、
これにはゾッとしました。やはり犬倉山に登らなくて正解だったようです。
今日は雪国らしい冬限定の山に登ることができ、とてもいい山行になりました。
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