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崩れた山肌が赤く見えたので「赤」がついたとか、色々と諸説があるようです。
二日前、登山口と登山道の状況を見るため偵察登山をしたのですが、
木の葉が落ちた尾根道から、麓の風景が透けて見えるのが異常に面白くて、
すぐに下山する予定が、四合目まで登ってしまいました。
その登山の最中、尾根道の赤松の林が夕日に照らされて「真っ赤な赤林」になるのを見ました。
これを見た時、赤林山の名前の由来は、この「真っ赤に見える赤松の林」からきたのだと確信しました。
今日はその偵察登山の続きで、早速一合目の見上げる急登から出発です。
登山道はロープで急登を登り、フラットな稜線でインターバルといった感じで、
アップダウンの激しい登山道ですが、高度もぐんぐん上がります。
木々の間からは、近くのポコンとした南昌山と前倉山が並んで見えます。
山頂が近づくと雪質がザラメ雪に変わり、砂漠を歩くような感じとなり、
さらに降らないと思っていた雪も降り始めたので、山頂に長居せずに下山しました。
東根山と標高差が80メートルしかないのですが、きつい山なことは確か、正に「侮れない里山」でした。
もしも、赤林山の由来を確かめたい方がいるなら、赤松山の尾根道の夕日に照らされた赤松林を見て下さい。
名前の由来が納得できると思います。
木の葉が落ちて今まで見えなかった風景が見えるこの時期、寒いですが里山を一番楽しめるような気がします。
今日は少し天候に恵まれませんでしたが、とてもいい山行となりました。
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