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「最近おもしろい山はあった」と聞かれたので、
去年登った「七ツ森」が面白かったと答えたら「ふう〜ん」とのお言葉。
どうも話が噛合いません。
どうやら宮城の「七ツ森」ではなく、雫石の「七ツ森」のことだと思ったようです。
この会話があってから、岩手の「七ツ森」に興味が湧いて調べてみると、
生森、石倉森、鉢森、勘十郎森、稗糠森、三角森、見立森の七座が「七ツ森」で、
稗糠森と見立森には登山道はなく、藪山みたいです。
昨日、第1回目の七ツ森登山をしたのですが、宮城の「七ツ森」と同様に、登る順番を迷います。
色々と考えた末、勘十郎森、三角森、鉢森、石倉森、生森の順に登り、
登山道のない稗糠森と見立森は、その後にすることにしました。
現地に着いて驚いたのは、松喰虫のため勘十郎森と三角森は東側の斜面が伐採され、
見立森と稗糠森は伐採でハゲ山になり、イーハトーブの景勝地ということですが、
宮澤賢治が見たら卒倒しそうな風景です。
登山道は鉢森と生森の赤松林が綺麗でしたが、午後2時から予定があったので、
この日は稗糠森と見立森の2座を残して引き上げました。
ところが、用事が終わって帰宅してから事件が発生です。
なんと、ソフトシェルとサングラスを山中に落としてきたのです。
ということで、今日は落し物捜索登山のため、第2回目の七ツ森登山となりました。
昨日2座残したので、「全部登りに来い」と山から呼ばれたような感じです。
幸い、石倉森から生森に向かう登山道でサングラスを発見しましたが、
残念ながらソフトシェルは発見できませんでした。
昨日登らなかった見立森と稗糠森は、藪山からハゲ山になってしまったので、
どちらも藪漕ぎをせずに、難なく登頂できました。
けれども、伐採された木に取り付けられた稗糠森の手製の山頂標識を見ると、
何か複雑な気持ちになります。
やはり木があってこその山、今日はそれを強烈に感じさせられました。
ソフトシェルを落とし、高くついた山行となりましたが、
ハゲ山登山もめったにないので、今日もいい山行となりました。
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