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その荷物を届けることを口実に、土曜日と日曜日の二日間、宮城の山を楽しんできました。
しかし、なぜ荷物の住所が岩手になったのかは未だに謎です。
土曜日は石巻の翁倉山に登り、荷物を届けた後は仙台の三方倉山に挑戦です。
大東岳に登った時この山を見て、「三角おむすび」のような山容が凄く気に入り、いつか登りたいと思っていました。
土曜日の翁倉山は春山のようでしたが、二口山塊は真っ白で冬山の様相です。
早朝の秋保ビジターセンターから見上げると、夏に見たときより「三角おむすび」の頭が鋭角に見えます。
さらに、登山口のある二口キャンプ場からまた見上げると、ますます鋭角が増しているように見え、
なんか危険な感じがします。
橋を渡って三叉路からブナ平コース入るとトレースは全くなく、雪面を踏み抜くと股下まで雪に入ります。
この山は、地形図に登山道の標記がないので、ガイドブックを頼りに進みましたが、
説明図にある水道施設を導水菅の見出杭と勘違いして、その斜面を登ってしまい、
後で、水道施設が水道のタンクだと気付き、登った斜面を下りて水道タンクまで登り直したので、
これに1時間ほど時間をロスしてしまいました。
水道タンクから先は、谷沿いの登山道らしきところを進みましたが、
その先のコースに自信がもてず、稜線まで上がればなんとかなると思ったのですが、
もし、山頂付近が急斜面であれば今日の装備では無理と判断して、三方倉山は敗退となりました。
雪のない時期に登っていればコースが想像できたのかも知れませんが、
この日は、何故か山頂に到達できる気がしませんでした。
午前中しか時間がなかったので、早々に引き揚げて正解だったと思っています。
当初、大倉山と釜房山の計画でしたが、三方倉山に興味を引かれ、
予定を変更してこの山にしたのですが、情報不足もあり簡単には登らせてもらえませんでした。
この後、1座も登頂せずに帰るのもつまらないと思い、帰路の途中にある大倉山に登り、
山頂で太白山や白沢五山を眺めながら昼食をとりました。
鳥居から山頂まで一気に直登するような山でしたが、
山頂に羽山権現が祭ってあるので、昔は修験道の山だったのかもしれません。
雪山から春山に場面が変わって、ホッとできる丁度いい山でした。
三方倉山は残念でしたが、再度、雪山で登るか、雪が融けてから登るか思案中です。
結果的には敗退でしたが良い教訓となり、いい山行となりました。
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