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途中、凄い雪降りのため下山したので、山頂を踏むことができませんでした。
その時、登山口からすぐのところに倒木があったので、
今日は倒木処理と登山道巡視のため再度六郎山に登ってみました。
早速、鋸で倒木を切断し始めたのですが、
切れた幹がノコギリの刃を挟み込み、なかなか作業が進みません。
すると、下の方から「今、チェンソーを持ってく」との声がして、
付近住民の男性の方がチェンソーを持って助けに来てくれました。
これで、あっという間に倒木処理が完了です。
作業が完了して、その方の足元を見ると岩礁のスパイク長靴を履いていたので、
「もしや山ヤの方では」と思い聞いてみると、「俺は熊撃ちだ」との返事で、
地元のハンターの方でした。
確かに、ハンターも山ヤも似たようなところがあるので、何か引き合わせたのでしょうか。
その方から、「この山には200キロクラスの巨大な熊がいるから気をつけて」と助言されましたが、
これからソロハイクで山頂に向うという時に、不安を煽るお言葉です。
六郎山の登山道はブリキの看板が二箇所あるだけで、分岐点には道標がないので、
道を知らないと、鉛温泉の縦走路に引き込まれてしまいます。
実際、分岐で迷いそうになりますが、無事山頂に到着し、
見るのを楽しみにしていた山頂プレートがあったのですが、熊によって無残に破壊され残念でした。
登山道の脇にも春の花が咲き始め、里山にもようやく春が訪れた感じがします。
これから里山が楽しくなる季節、今日は「山は助け合い」を感じた、とてもいい山行になりました。
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