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「鎌倉アルプス」というハイキングコースが載っていました。
この「アルプス」という言葉、なんかいい響きです。
こんな感じの山がないかと思っていると、何と岩手にも「アルプス」がありました。
宰郷山から大欠山までの縦走路、その名も「繋アルプス」。
今日は、この「繋アルプス」に登ってみることにしました。
稲荷神社の脇が登山道の入口らしいのですが、どうも登山道が分かりません。
仕方ないので、斜面の上にある「盛岡温泉」の看板を目指して登りましたが、上に出てもやはり分かりません。
さらに、地形図にある電波施設を目指して笹薮を進むと作業道にぶつかりましたが、高度が稼げそうにないので、
さらに薮漕ぎで稜線まで登ると、ようやく登山道を発見しました。
最初の目標である電波施設に着くと既に施設は無く、一旦ここを下って登り返すと宰郷山に到着となりました。
驚いたことに宰郷山から先は斜面が伐採されてハゲ山状態になっています。
お陰で紫波三山や秋田駒ケ岳などの山々がよく見えるのですが、肝心の登山道が寸断されています。
幸い終点の大欠山の方角は分かるので、今度は途中の347メートルピークを目指して、
作業道で寸断された登山道を見付けながらの縦走となりました。
最後は、気持ちのいい稜線歩きで終点の大欠山に着きましたが、宰郷山の方を眺めると結構歩いてきた感じがします。
昼食を食べ、大欠山からピストンで帰ろうとした時、
丁度、登山ガイドの方が登って来て、来週お客を連れてくるとの話を聞きました。
結構、この「繋アルプス」という言葉に引かれる方がいるのかも知れません。
「アルプス」という言葉に、ゆるい登山を想像していたのですが、
作業道による登山道の寸断もあり、なかなか油断できない山行でした。
下山後、車で走りながら登った山々を眺めると、山々が連なるこの感じ、確かにアルプスの感じがします。
今日は「アルプス」を満喫した、とてもいい山行となりました。
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