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お盆時期なのですが、山に登りたいと思い、天くらが「A」判定の秋田の田代岳に登りました。
「A判定」なのに、高速道路を走る車窓から見える山々は濃霧、ラジオをつけると「霧警報」です。
確かに雨は降っていないのですが、霧の発生までは予想していませんでした。
またしても天くらの「A」判定、と思う天候からの始まりです。
ガイドブックには五色沼から登山口まで、13キロの舗装した林道と書いてありましたが、
途中で舗装は途切れ、後は普通の林道となり、慎重な運転をしなければなりませんでした。
そして、途中の大広手登山口の状況が、「公衆トイレがあり、橋のところに一合目の表示」
とガイドブックの記載内容のとおりだったので、荒沢登山口と勘違いしたこともあり、
荒沢登山口の到着時間が予想以上に掛かってしまいました。
登山道は秋田の山らしいブナ林歩きで、目的の田代湿原に着いて、ミツガシワが生えた池塘を見ると、
田植えを終えた田んぼのように見え、本当に不思議な池塘です。
この中には、その年の水稲の生育状況を占う池塘があるのですが、確かに「神の田」とは言ったものです。
ガスで、周りの風景から遮断された田代湿原を歩くと、神様の風景に一人取り残されたような気分になります。
田代山神社と一緒になった避難小屋で昼食を済ませて下山に入ったのですが、
林道に突き当たる登山口に下山してしまいビックリです。
ここで、五合目の分岐が頭に浮かび、五合目まで登り返して無事帰路に復帰しましたが、
距離の短いコースの間違いで、本当に助かったとこの時は思いました。
五合目は、登る時に間違えそうだったので気をつけて下山したつもりでしたが、
登る時と下山の時で、顔の向きが違うために分岐を間違ったのかも知れません。
天くらの「A」判定に誘われて山に来たのですが、前半はガス、後半は天候が回復したのですが、
天候が回復する前に下山したため、山頂で岩木山を拝めなかったことが心残りとなりました。
天くらの「A」判定の誘いがなければ、この山に来なかったでしょうから何か複雑な心境です。
ともあれ、昨日は「山の日」らしい、とてもいい山行となりました。
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