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夏山の季節が終わってしまうと思うと、なんとも切ない気持ちになります。
今日は久し振りに山に戻ってきたM氏を誘い、今年最後の夏山「安比岳」に登りました。
今日のコースは、八幡平の黒谷地湿原から安比岳分岐を経由して山頂に向う時短コースです。
久し振りに黒谷地湿原の木道を歩きましたが、前よりも木道の破損が目に付きます。
南蔵王でも感じましたが、行政は山にお金を掛けてくれないのでしょうか。
綺麗な湿原なのに、腐った木道が痛々しく感じられます。
脇に咲いているオヤマリンドウに慰められながら黒谷地湿原に到着し、
さらに安比岳分岐から、いよいよ安比岳に向います。
分岐からは下りとなり、途中から山頂に向って登りとなります。
登山道は安比岳の山頂を通らないので、藪漕ぎで山頂を探さなければならず、
どこかに「藪山登山家集団プレート」があるようなので、
もしかすると三角点にあるかと思い行ってみましたが、プレートはありませんでした。
今度は、山頂にプレートがあるかも知れないと思い、
山頂に向う踏み跡を探すと、刈払いされたところを発見したので、
「もしや山頂に向う道では」と思い進んでみると、刈払いは途中で終わっていました。
そこで、GPSを頼りに藪の薄いところを見つけ、二箇所から藪に突入してみました。
二回目はピンクテープを付けながら、M氏と慎重に進んだのですが、
背丈以上に伸びて、壁のようになった笹藪に阻まれ、結局、山頂に到達できませんでした。
この後、藪漕ぎで気付かなかったのですが、通り雨の雲が頭上に来ていて、
山頂から追い払われるような雨降りとなり、レインウェアーを持ってこなかったM氏は、
ずぶ濡れになってしまいました。
夏山で山頂を踏めなかった安比岳、今度は秋山で山頂を踏みたいものです。
今日は課題は残りましたが、夏山最後のいい山行となりました。
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