|
|
|
その前日の16日、前から登ってみたかった鳥海山に遠征しました。
当初計画は、15日の午後から鳥海山に向う予定だったのですが、山友の早池峰登山のため、
翌日の早朝出発となりました。
鉾立登山口に着いたのが8時30分頃、当初は朝6時出発予定だったので、かなり遅い出発です。
ここで驚いたのは、昨日、早池峰山で監視人と口論していた登山者の方と、
何と偶然にも登山口で出会ったことです。
どんな方なのか興味があったので、「昨日、早池峰山登ってましたよね」と声を掛け会話をすると、
意外に普通の方でした。
山に登る人に、そんなに悪い人はいないと思っていたので、ある意味ホッとした感じです。
南蔵王の教訓から、仕事前日の長距離山行は止めることにしたので、晴れの火曜日を選ばず、
天候が期待できない月曜日をあえて選びました。
ところが、予想より早い9時半ころから天候が崩れ始め、御浜に到着するころはガスで真っ白になり、
全く景色が見えません。
そんな中、登山道を頼りに八丁坂のあたりまで進むと、何かの写真を撮っている登山者の方がいます。
珍しい高山植物でもあるのかと思って近づくと、石畳の間を動き回る「オコジョ」を写していました。
ヒョコヒョコ石畳の間から顔を出す「オコジョ」がすごく可愛いのですが、
いつまでも見ている訳にもいかないので、先に進みます。
分岐から千蛇谷に下りると、ここにも「オコジョ」がいて、人見知りしないのか登山靴の先まで近寄ってきました。
そして谷の岩場を歩く間、なぜか後ろを付いてきて、本当に不思議な「オコジョ」でした。
さらに千蛇谷から登って「山頂まで7」のところまで進んだのですが、雨が降り始めると、さらにガスが濃くなりました。
初めての登山道なので、このまま岩場のペンキを辿って行くと、どこかでコースをロストするのではと不安を感じ、
気分的にも「あと一息」という気持ちが湧かず、ここで登頂を諦め下山となりました。
登頂はできませんでしたが、可愛い「オコジョ」を見ることができ、とても良かったと思っています。
また「オコジョ」に出会えることを期待して、鳥海山のリベンジをしたいと思います。
日本海が見える鳥海山、本当にいい山で、鳥海山に通う登山者の気持ちが分かったような気がします。
昨日は、また一つ通いたくなる山に出会った、とてもいい山行となりました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する