|
|
|
しかし土曜日の夜から雨降りで、どうもこの予報、疑問を感じます。
やはり不安は的中し、いつもの同行者と待ち合わせ、登山口の駐車場から出発しようとした直前から雨が降り始め、
「天くら」の予報は「大はずれ」となりました。
予報では、午後から天候が回復するとのことなので、それに希を託して出発したのですが、
進めば進むほど雨が強くなりガスも発生して、天候はどんどん急降下していきます。
秋田駒ケ岳は下界が晴れていても雨が降り、天候が油断できない山なので、ここだけ局部的に天候が悪いのでしょうか。
雨の勢いは弱まる気配がなく、さらにガスが濃くなったので楽しみにしていたムーミン谷を諦め、
横岳から阿弥陀池避難小屋に向いました。
横岳を下りながら避難小屋を見ると、悪天候のためか軒先まで人が溢れ、とても休憩できそうにありません。
仕方なく休憩を諦め、そのまま男女岳を登頂してから避難小屋で昼食を取りましたが、空を見ると、
午後から晴れるとはとても思えない感じの天候です。
避難小屋で休みながら「午後から晴れるとは信じられん」と、同行者と天気予報の悪口を言っていました。
昼食を食べ終わり避難小屋の外に出てみると、何と雨が止み、確かにA判定の天気になりそうな気配です。
避難小屋から国見温泉に下山するにしたがって、どんどん天候が回復して晴天になりましたが、
今日の山行には遅すぎる晴天でした。
けれども、下山途中の稜線の紅葉が太陽に照らされてとても綺麗に見え、
さらに、火山礫から立ち昇る湯気が山の息吹きを感じさせてくれました。
秋田駒ケ岳は相性の悪い山で、これまで登った中で天候が良かった日は数えるくらいしかなく、
「気ままな天気の山」という印象を強く持っています。
もしかするとこの山域、「天くら」はあまり役に立たないのかも知れません。
今日は「天くらA判定」に翻弄され、結果的に残念な山行となりました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する