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冬でも登れる山ということで、駐車場には結構車が停まっていて、登山者でにぎわっている雰囲気です。
思い起こせば、書店で買った高橋庄太郎の「トレッキング入門」を読んで、ソロトレッキングの面白さを知り、
この山に来ると、あれから色々な山を登ったなという思いが頭に浮かびます。
特に、この鞍掛山は東根山の次に登った思い出深い山です。
そして登るのに時間も余り掛からないので、時間に余裕がない時、サクっと登れる丁度良い山です。
それに山頂から見る岩手山がとても綺麗で、岩手山が見える山の中では一番の眺めだと思っています。
晴天の中、山頂に向う登山道で次々と登山者がスライドして行きますが、
そんな時何と、山談義をしたYさんに初めて山で出会いました。
話では、遊々の森コースをラッセルで登ったとのことで、雪は膝下まで積もっているので、
ラッセル跡をご利用下さいとの話でした。
丁度、通常ルートで登頂してから、遊々の森コース経由で周回する予定だったので、これはありがたい話です。
山頂に着くと、Yさんの話どおり天気はどんどん良くなり、年賀状の写真もいい感じで写すことができました。
下山はワカンを着けて、Yさんのラッセル跡を利用させてもらいました。
途中、つぼ足で登ってきた親子とスライドしましたが、父親が先行し、後から来た母親と子供はお疲れの様子です。
恐らくYさんのラッセル跡に誘われて登って来たのでしょうが、母親と子供は、父親の付き合いで登ってきたような
印象でした。
確かに、自分が行きたい方向にラッセル跡があったりすると、誘われて登ってしまうことがありますが、
何か父親の意向でこのコースを選んだような感じがします。
帰りに小岩井農場の一本桜の冬景色を写しに行ったのですが、この鞍掛山、伝説では、姫神山を岩手山
から見えないところに連れて行かなかったために、首を刎ねられた送仙山の首らしいのですが、
恨みで岩手山の目の前に首が飛んで来たのでしょうか。
でも、写真を撮りながら並んだ岩手山と鞍掛山を見ると、
悪いと思って岩手山は自分のそばに送仙山の首を置いた、そんな気がする風景でした。
今日は山頂で年賀状の写真をいい感じで写せ、
山好きのYさんに山中でお会いでき、久しぶりの鞍掛山でしたが、とてもいい山行となりました。
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