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仕方ないので、お昼の少し前から盛岡の建石山に登ることにしました。
この山には、名前の由来になった建つ石があらしいので、それを見るのが楽しみです。
都南川目道路を田の沢インターで降り、盛岡競馬場から、さらに登山口がある高畑集落に向います。
地形図には、林道が「くの字」になったところから登山道が表記されていたので、
まずはそこまで行ってみることにしました。
Y字路から林道に入ると、雪が積もっているところがあり、
普通車でスタックしては大変だと思い、林道に少し入った路肩に車を停めてスタートです。
林道は歩くと距離があり、地形図にある登山道のあたりに到着すると、
沢沿いにうっすらと踏み跡らしきものが見えますました。
踏み跡は薮化が進んでおり、これを進むと踏み跡は途中で消えて沢も狭まり、
遡上が困難な地形に突き当りました。
地形図を見ると、現在地の斜面は沢に挟まれた尾根なので、ひとまず尾根まで登ることにしました。
尾根に上がると獣道があり、これを歩いて建石山に向う尾根に取り付くことができました。
そのまま山頂に向う尾根を進むと、見たかった建つ石を発見しました。
確かに建物のように三段に石が積み上げられ、確かに建つ石です。
楽しみにしていた建石を見て山頂に近づくと、
足跡の主である鹿が山頂の藪から飛び出し、下の斜面に消えて行きました。
鹿も驚いたのでしょうが、これには私も驚きました。
山頂は樹木に囲まれ展望はありませんでしたが、獣道のお陰で建物石を見ることができたような気がします。
これまでの山行から、藪山では獣道は結構利用できると思いました。
やはり獣たちも歩き易い所ところを歩いているんですね。
こういう山を登ると、低い山でも凄く「山に登った」という気分になります。
今年は雪が少なく、藪山の季節が早く終わりそうな気がします。
山頂の鹿さん、お休み中ご免なさい、お陰で今日もいい山行となりました。
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