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「天くら」で天気が良さそうな十和利山と戸来岳に登ってみました。
最初の十和利山は日本のピラミッドと言われた山ですが、熊の襲撃事件の方が有名な山です。
そんな山なので熊スプレーを持参し、覚悟の上で入山です。
登山口のある迷ケ平に向かう国道沿いには入山禁止の立て看板が設置され、物騒な感じです。
迷ケ平に駐車して登山道向かうと、入り口にも「熊注意」の大きな看板があり、熊の気配がムンムンします。
登山道を進んで、西・東コースの分岐から西コースに入って少し進むと、バイクのエンジン音?みたいな音がします。
しかし、よく聞いてみると笹薮の奥から「ガルルル」の唸り声です。
シカやイノシシが唸り声を上げるとは思えず、熊スプレー持参ですが笹薮の主を見る勇気はなく、静かにその場を退散。
戻って東コースから登り直す気にもなれず、結局、十和利山は登って15分ほどで敗退となりました。
気を取り直して2座目の戸来岳ですが、この山は八甲田山と同じく戸来岳という山はなく、
大駒ケ岳と三ツ岳を総称して戸来岳と呼ぶようです。
登山道は刈り払いが入ったようで、刈られた笹が登山道に積もっていましたが、これが滑って大変でした。
さらに、大駒ケ岳に向かう途中、笹薮の所からスズメバチに寄り付かれ、
スズメバチに追われるように大駒ケ岳の急登を登る羽目になり、これで疲労困憊してしまいました。
次の三ツ岳は、大駒ケ岳の急斜面を下り、さらに三ツ岳の急斜面を登り返さなければなりません。
大駒ケ岳から三ツ岳を見ると、「登って来い」と肩を怒らせて言っているように見えます。
大駒ケ岳の急斜面を下るうちにガスが晴れ、三ツ岳が現れたので「山頂で十和田湖が見えるのでは」と期待したのですが、
残念ながらガスのため、山頂からの眺望はありませんでした。
昼食を食べながらガスが晴れるのを待ったのですが、晴れる気配がないので下山に入りました。
ところが大駒ケ岳を登り返すうちにガスが晴れ、もう少し山頂にいれば十和田湖が見れたと後悔しました。
帰りに、竹内文書のいうキリストの墓を見て、伝承館で資料を見ました。
確かに「戸来」という地名は不思議な地名です。
迷ケ平は竹内文書では、キリストが生活した場所とのことですが、
帰りにもう一度迷ケ平を通ったのですが、やはり登る気は湧きませんでした。
前に登った白地山から、霧の十和田湖に浮かぶ十和利山を見て、確かに神々しい感じがしたのを覚えています。
キリスト伝説のような話は嫌いではないので、登山の他にこちらの話も楽しめました。
昨日は、熊?にスズメバチと危険な場面がありましたが、キリスト伝説にも触れて楽しい山行となりました。
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