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9月は暑くなく、日没までまだ時間があり、自分的には登山のハイシーズンと思っています。
実は福島の山を登るのはこれが初めて、最初の山は安達太良山と決めていました。
岩手県から福島県までは遠いのですが、期待のためか長距離でも余り疲れを感じず駐車場に到着です。
安達太良山は、あだたらロープウェイで山頂駅に登り、そこから山頂、鉄山と登り、
峰の辻から「くろがね小屋」方向に下山して、麓の「奥岳の湯」で疲れを癒しました。
しかし、ロープウェイを使ったためか、何か登り足りない気がします。
さらに、一切経山の「魔女の瞳」も見たいという未練が残り、結局、日帰りを止めて車中泊してしまいました。
二日目は、一切経山に登るため磐梯吾妻スカイラインを車で進むと、眼前に火山らしい荒涼とした風景が広がります。
これは「おお」と声が出る風景です。
有料駐車場に着くと、大穴火口から吹き上がる水蒸気を見ると、何か山のパワーを感じる風景です。
早速、お目当ての「魔女の瞳」を見ようと一切経山に向うと、連休のためか登山道が渋滞で中々前に進めません。
避難小屋を過ぎると、ガレ場で登山者の足が遅くなったところを先に抜け出し、ようやく渋滞から開放されました。
稜線からは吾妻小富士の火口が見えて、確かに富士山の火口のようで、吾妻小富士とはよく言ったものです。
そして、空気大感謝塔のある山頂に到着し、念願の「魔女の瞳」を見下ろしました。
五色沼は光の角度で色が変化するみたいですが、湖面の色はコバルトブルー、湖というより海のような色でした。
一切経山の後は鎌沼を経由して東吾妻山に登りましたが、木々が斜め生えた場所があり、風雪の強さを森が語ります。
山頂に到達すると、眺望を期待した山頂はガスで眺望が全くありませんでした。
後はビジターセンターまで下山したのですが、途中の木々が少し紅葉し、季節が秋に向っていることを感じました。
最後に吾妻小富士に登るか迷ったのですが、岩手山と同じくお鉢は回らねばと思い、吾妻小富士のお鉢周りをしました。
一切経山と東吾妻山の一帯は本当に絵になる風景がいっぱいで、登って正解の山でした。
どちらもいい山で、二日間充実した、とてもいい山行となりました。
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