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となると、今年の秋ももうすぐ終わりの感じです。
今日は遠くの山を計画していましたが、山友からの誘いがあり、秋田駒ケ岳に登りました。
早朝は濃霧でしたが、国見登山口に着くと秋晴れで、何か晴天のありがたさを感じてしまいます。
今日は秋のムーミン谷を楽しみたいと思い、横長根を進むと雲海に山々が浮かんでいるのが見えます。
紅葉の方は終盤で、木々の葉も落ち晩秋の山の風景ですが、山容のせいか、それもまたいい景色に思えます。
ムーミン谷の植物は枯れていましたが、これも晩秋の風景といった感じて悪くはありません。
火山礫の斜面には熊の新しい足跡があり、「熊がやっぱりいるんだ」と暢気なことを思いながら木道を進みます。
女岳の山頂からは少し増えた感じの噴煙が立ち昇り、山の呼吸を感じさせてくれます。
ムーミン谷を楽しんだ後は男岳に向う急登を登り、今日一座目の男岳山頂からは晴天の素晴らしい眺望が見れました。
ずっとガスの山頂が多かったので、山の眺望を思い出したような変な気持ちです。
主峰の男女岳は昼食を食べてから登ることにしたのですが、
避難小屋で昼食を食べ終わって外に出てみると、何と外はガスに覆われ景色が激変していました。
男女岳も昼食を取らずに登っていれば眺望があったはず、これは非常に悔やまれます。
山頂に着くころには、ガスがさらに濃くなって下界が全く見えず、天候の急変ぶりに驚きましたが、
そこは「気まぐれな山 秋田駒ケ岳」、妙に納得してしまいます。
山友の方は初めての秋田駒ケ岳でしたが、火山系の山が好きとのことで、喜んでもらえました。
今日の男女岳山頂は残念でしたが、ガスの山頂が多かったせいか、
久しぶりに山頂に立った気がした、とてもいい山行となりました。
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