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しかし、昨日敗退した御大堂山がどうしても頭から離れず、再度御大堂山に挑戦しました。
今日は午前10時に入山したので時間的に余裕があり、昨日コースにピンテを付け、
少し鎌で笹を刈払いをしたので、問題の笹薮までは問題なく進めました。
いよいよ山頂に向って、背丈以上ある笹薮に突入です。
笹薮の中をよく見ると昨日は気付きませんでしたが、踏み跡らしきものがあることに気付きました。
獣道かも知れないと思いましたが、どうも踏み跡は山頂に向って伸びている感じです。
希望を持って邪魔な笹は鎌で刈り払い、ピンテを付けながら慎重に進むと、笹薮の先に明かりが見えます。
明りの方向に進むと笹薮を抜け、御料局三角点がある円形の裸地に出ました。
笹原の島のようだと形容されていましたが、正にそのとおりです。
遠くに阿部館山の山並みが見え、見晴らしのいい何か不思議な空間です。
ここで一息入れましたが、まだ山頂の三角点まで到達しておらず、次の藪漕ぎが必要な状況です。
山頂までの方向は一直線なので、見通しがきくようピンクテープを付けながら慎重に山頂を目指します。
この藪にも踏み跡がありましたが、途中で藪に阻まれて踏み跡を辿れなくなり、携帯のGPSを頼りに山頂を探します。
さらに近づくと倒木地帯があり、なかなか山頂が見つかりません。
しゃがんで笹薮の隙間から見てみると、狭い空間に石で囲んだ三角点が見えて、正に「やった」の瞬間です。
ようやく念願のトライアングルポイントに到達し、藪山プレートを見ることができました。
下山は、ピンテのお蔭で二つの笹薮を難なく通過し、登りで時間と労力をあんなに掛けたのが嘘のようでした。
これで、頭のモヤモヤがスッキリし、今日の天気のように晴れ晴れとした気分で帰宅の途につくことができました。
思えば、落葉の季節でブッシュが薄くなっていたことに助けられたのかも知れません。
今日は遠くの山に登ったくらい充実した、とてもいい山行となりました。
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