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寒波が到来する前に、登り貯めをしようと思い、昨日は雪の少ない山に遠征しました。
私の好きな「東北の山遊び」というサイトに、
深山、鹿狼山、鎌倉森の三座を一日で登った記録があったので、昨日はそれに挑戦です。
一座目の深山は雪がなく、東根山で使ったポールのスノーバスケットを普通のバスケットに取り替えると、
何か季節が逆戻りした感じがします。
深山の山頂には鎮魂の鐘があり、そこから見下ろすと、平野に押し寄せる津波の映像が頭に浮かびました。
東根山の鐘もそうですが、鐘には人々の願いが込められるものなんですね。
二座目の鹿狼山は「日本一早い山開きの山」らしいのですが、今年の元旦登山はコロナの影響で中止とのことでした。
鳥居の脇にある鹿と狼がマスクをしていて、ここにもコロナの影響を感じさせられます。
この山も山頂から太平洋が見え、初日の出を見る山らしく水平線が綺麗に見え、とてもいい感じの山頂でした。
海を見ながら昼食を食べていると、隣に座った登山者の方からお茶を勧められ、
てっきり水筒のお茶をくれるのかと思ったら、何と茶道具が出てきてビックリです。
そしてクラッカーにジャムをのせて、半田山の土で作ったというお皿に乗せて茶菓子として勧められました。
この方は、話によると百名山のほとんどを登ったとのことで、一切経山が見える方角に家を建てた凄い山好きの方でした。
しかし山頂で本物の抹茶を飲めるとは、本当にサプライズでした。
二杯目のお茶を勧められ、もう少し話をしたいようでしたが、三座目の時間が気になり、
この方にお別れして、急いで下山しました。
三座目の鎌倉山は山頂付近に羽山神社があり、昔は修験道の山だったんでしょうか。
山頂からは登ったばかりの鹿狼山、その後ろに綺麗に並んだ七峰が見え、次はあの峰々に登ってみたくなりました。
昨日は平穏な天気で、無事三座に登ることができました。
鹿狼山では驚きのサプライズもあり、今年最後のとてもいい山行となりました。
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