雪山に怪獣を探しに 森吉山

Ｓさんから日曜日に「森吉山に登ろう」とのお誘いがありましたが、日曜日は仕事で参加できない感じです。
土日の二日間はいい天気みたいで、天くらの判定も二日間「Ａ」判定です。
まだ冬の森吉山は登ったことがなかったので、樹氷も見たいと思い、一日早くソロ登山で登ることにしました。
登りも下りもゴンドラリフトを使用して楽をさせてもらいましたが、
ゴンドラから見える景色は白い世界で、これから見る樹氷に期待が高まります。
早速山頂駅から斜面を登ると、斜面に樹氷が見えてきました。
途中にある避難小屋は、冬期の入り口まで雪に埋まり、雪がかなり積もっていることを教えてくれます。
山頂までトレースがありますが、スノーシューやスキーで登山者が自由気ままに雪原を歩いているので、
他のトレースに惑わされないように注意しなければなりません。
山頂に着くと、雲海からチョコンと頭を出した岩手山が見え、
秋田駒ケ岳は残念ながら雲の上に頭の先しか見えず、時間が経つと雲海に消し去られてしまいました。
その景色を見ながら昼食を食べていると、
中年のご夫婦が近くに来て、旦那さんが「ここは３６５度の展望だ」と奥さんに説明しています。
これが聞こえ「５度多い展望はなに？」と思いました。
間違いなんでしょうが、何かおもしろい感じがします。
樹氷の楽しみとして、行く道と帰り道で怪獣に似た樹氷を探してみると、
帰り道で「樹氷の森吉ザウルス!!」を発見できました。
今日は最高の天気に恵まれ、本当にいい山行となりましたが、他の山の樹氷も見たくなってしまいました。