ようやく盛岡最高峰 毛無森

今日は乳頭山の誘いを断り、盛岡最峰の毛無森に登りました。
この山は冬期限定ですが、予想以上に雪融けが進み、焦って今日登った次第です。
麓は既に雪が融けて春山の雰囲気。
千メートルを過ぎたあたりから雪が出現しましたが、堅雪なので踏み抜きがなくて歩きやすいです。
３月初旬に鶏頭山に登った時よりも、山頂に向かう岩陵帯の積雪は少なく、
この積雪量で毛無森まで行けるか少し不安になってきました。
鶏頭山に着くと、山頂から毛無森に向かってトレースがあり、ほっと一安心です。
早速、鶏頭山から一気に斜面を下り、なだらか尾根を毛無森に向かうと、
こちらも堅雪で歩きやすく、背負ってきたワカンの出番はありませんでした。
途中、昼食をとっていたシニアのグループから「あともう少しだ、ガンバレ」と励まされて元気をもらいました。
振り返って、そびえ立つ鶏頭山を見ると、帰りの登り返しがキツそうな予感がします。
山頂に到着すると広い雪原といった感じで、松の木に山頂標識が付けられていました。
山頂からは、近くの早池峰山、薬師岳、そして遠くの岩手山などが見えるバノラマチックな展望を見ることができました。
これで盛岡最高峰制覇となりましたが、予想どおり鶏頭山への登り返しは大変でした。
毛無森はそこだけ木が無くて、毛無森というより木無森といった感じがする不思議なところでした。
この時期とこの天気、やはり今日は毛無森に登って正解だったようです。