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今日は一日で二座登ってみようと思い、遠野の長者森から白見山まで縦走してみました。
早速、新田牧場から地形図の登山道を辿ってみると、登山道らしきものは無いようです。
737メートルピークからさらに長者森に進むと、途中から有刺鉄線の牧柵が現れました。
牧柵の脇には踏み跡がありましたが、柵から外れた有刺鉄線が落葉に隠れ、気をつけないと踏んづけるので危険です。
この柵を見失わないように進むと長者森の取り付きに達し、そこから山頂方向に少し向きを変えて稜線に上がりました。
すると丁度ピンクテープが付いた木に突き当り、そこから少し稜線を戻ると長者森の山頂でした。
次の白見山へは稜線の状況を心配しましたが、新田牧場の草地までピンクテープがあって迷いませんでした。
牧場の草地に出て進むと何やら鼻息が聞こえ、「牛かな?」と思った瞬間、カモシカの群れが目の前を横切りました。
牧場の開けた草地からは、雪の早池峰山と薬師岳が並んで見え、とてもいい風景です。
牧場の草地から白見山の林に入ると斜面を作業道がありますが、この道が山頂まで続いている確信が持てません。
不安なところがあるので、林の中を直登気味にピンクテープを付けて登ることにしました。
稜線まで登ると藪が出てきましたが、積雪のお陰で藪漕ぎをせずに山頂に到着できました。
途中、雪融けの藪の中に登山道らしきものがあり、この山には夏道があるのかも知れません。
白見山の山頂は平らで、木に囲まれていたので残念ながら眺望はありませんでした。
下山時に良く見ると、山頂までの途中は枯れた笹が目立ち、夏場は濃密な笹薮になりそうな感じです。
予想以上に雪融けは進んでいましたが、行く手を阻む濃密な藪はなく、かえって歩き易かった感じです。
雪が融けるに従って笹薮が目覚め、山は扉を閉じてしまいます。
今年はあと何座藪山に登れることやら。
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