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この蓬莱山、仙人でも住んでいそうな山名で、土曜日の万寿山と同じく、なんだか中国の山のようです。
地形図には山頂に向う数本の登山道が描かれてますが、今回は池田記念墓地公園から進んだ林道から出発です。
山頂まで車で登れるようですが、あえて歩きにこだわり、歩いて登ることにしました。
林道を進むと所々に山桜とカタクリの花が咲き、登山というよりもハイキングの気分です。
林道は途中から舗装道路になりましたが、水害で路面が凸凹に破壊され、車で山頂に向うのは困難なようです。
岩手の山150では田原峠から出発し、立石、大岩を経て登っていますが、
確かに大岩からのルートと、林道がぶつかるところに赤布が付けられていました。
もしかすると田原峠からのルートかも知れないと思い、藪の中を覗くと、
遠くにピンクテープが見えますが、足元は藪化して踏み跡はよく分かりませんでした。
今日は晴天なのに風が強く、歩いていると木が擦れ合う音が不気味に響き渡ります。
山頂に着くと、電波塔に吹き付ける風の風切音が、大袈裟なくらい大きな音を出していました。
山頂には藪山プレートがありましたが、電柱に取り付けられた珍しいものでした。
電波塔の反対側にも登山道が描かれていたので確認のため行ってみると、こちらも藪化しており、
岩手の山150の筆者が登った田原峠からのルートは、すっかり藪化してしまったのでしょうか。
藪自体は背が高くないので藪漕ぎで踏破できそうですが、林道を歩いてしまうと、
そこまでする意欲は湧かないと思います。
今日は道の影響を受けて歩く意欲は湧き、藪漕ぎの意欲は失せて、
道のありがたさた再認識させられた山行になりました。
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