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いつもの「すき家」で朝食を摂っていると、偶然、山好きのYさんが来店です。
Yさんに今日の山行予定を聞くと、何と同じ五葉山です。
ただ、Yさんは大沢登山口、私は赤坂峠からなので「山頂でお会いしましょう」とその場はお別れしました。
この話を聞いたので私自身も大沢口から登ってみたいと思い、
Kさんに登山口変更についてメールをすると、天候が崩れるから赤坂峠からとの返信です。
「確かに雨に打たれても仕方ないか」と思い直し、今日は大沢口を諦めて計画どおり赤坂峠から登ることにしました。
大沢登山口は赤坂峠に行く途中にあり、Yさんが丁度を準備をしていたので、停車して立ち話をして赤坂峠に向いました。
今日の赤坂峠は意外に車が少なく、同行のKさんが予定時間より早く到着していたので、出発も早くなりました。
午前中は快晴の登山日和、所々で鷹生ダムや大船渡湾などの風景を眺めながら、いい感じで山頂に到着です。
同行のKさんが日の出岩を知らなかったので、案内して日の出岩まで行き、石楠花荘まで戻って軽い昼食にしました。
天気がいいので外のベンチに座って談話しながら昼食を摂っていると、突如緊急地震速報のチャイムの音が。
少ししてから地鳴りが聞こえ、直ぐに突き上げるような揺れが来て、それがどんどん大きくなり、なかなか止みません。
ようやく揺れが止むと、回りの登山者も驚いた様子で、地震に遭遇したのがこの場所で良かったと安堵です。
この地震と午後から天気が崩れるので、昼食後直ぐに下山に入りましたが、Yさんが気になったのでメールしてみました。
すると間もなく「地震対応で直ぐに職場に戻るので、赤坂峠に下山するから登山口まで送ってくれ」との電話です。
Yさんの現在地は日枝神社の辺りで、我々は既に避難小屋から下っていたので駐車場で待つと伝えました。
下山して駐車場にいると、あまり待たずにYさんが下山してきましたがヘトヘトな様子。
Yさんは岩場を登っている時に地震に遭遇し、地震で岩が動く様子を初めて見たと興奮して話してくれました。
その後、Yさんを大沢登山口まで送り、次の山行の話をして別れました。
今思えば、同じ大沢登山口からでなくて、赤坂峠から登ったことが結果的に人助けに繋がったようです。
今日は山での地震の恐さと、偶然会ったYさんと最後はこういう結果になり、何か運命を感じた山行となりました。
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