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そんな時は早池峰の女神に呼ばれたと思い、早池峰山に出掛けます。
今日はそんな気持ちから昔の早池峰山の面影を求め、門馬コースから早池峰山に登りました。
山に吸い寄せられるように登山口に着くと、一番乗りのようで他に車はありません。
登山届けの箱にもビニールが掛けられていたので、まだ登山の時期ではないのかと思いました。
寂しい登山口だと思いながら準備を始めると、監視員の方々が到着し、どうやら登山口は始動しているようです。
半年振りに?監視員の方々に挨拶をすると、監視員の方から「雪融けがかなり進んでいるよ」とのお言葉。
残雪の早池峰山を楽しみに来たのですが、雪が腐っていると登るのが大変そうです。
門馬コースは五合目まで沢沿いの登山道を進みますが、川の音と木々の緑がいい感じです。
岩場ではありませんが、沢沿いを進んだ河原の坊コースを思い出させる雰囲気です。
五合目に鳥居がありましたが、早池峰神社の建て替え前の鳥居の面影があり、とても懐かしさを感じさせます。
鳥居を過ぎると急登になり、途中の残雪地帯が意外に斜度があり、登るのが大変でした。
山頂が近づくと、一部夏道が露出したところがあり、ここは早池峰山らしい景色です。
ようやく頂上に到着すると、今年最初の奥宮参拝をして早池峰登山の無事を祈りました。
下山は気温が上昇したので雪融けが進み、融けた雪に足が取られて、登るよりも下山の方が大変でした。
門馬コースは長くて大変だと聞いていましたが、静かな早池峰山をフルサイズで感じるコースだと思いました。
林の中を登るので、早池峰山らしくないかもしれませんが、
古い早池峰山の匂いがするこのコースが何か好きになってしまいました。
今日はこのコースを歩き、早池峰山に呼ばれた理由が分かったような一日でした。
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