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高速道路は赤字らしいので、コロナを理由に今年の休日割引はないような気がします。
それでも何とかコストを抑え、県外の山にも行きたいと考えていました。
少し前に「鳥海山なら片道2千円くらいで行けるよ」という話を聞いたので、昨日はこの話にのって鳥海山に登りました。
鉾立駐車場に前泊して、暑くなる前に少しでも高度を稼ごうと思い午前5時に登山口を出発しました。
朝日を浴びながら御浜を目指しますが、登山道脇のチョウカイアザミを見ると鳥海山に来た気分になります。
御浜に着いて鳥海湖を望むと雲の上に月山が顔を出し、とても綺麗な風景です
登りは千蛇谷コースを選んで雪渓に下りると、アイスクリームのような涼しい風が火照った体を冷やしてくれます。
新山に登頂するころには気温も上がり、次の七高山に向います。
途中にある雪渓を進むと距離が稼げそうでしたが、外輪山側の取り付き部が急斜面のようなので横断を諦め、
雪渓の下側にある通常のルートから外輪山側に取り付きました。
七高山から見下ろすと、雪渓を横断しているパーティーがいましたが、こちら側に取り付けずに引き返しています。
やはり雪渓を進まなくて正解だったようです。
七高山から外輪山を進んで行くとガスが濃くなり、後ろの景色が閉ざされていきます。
文殊岳に着くころには、山の上部はガスに覆われてしまい、これを見て途中で引き返す登山者もいました。
御浜まで下り、第二目標の笙ケ岳に向おうと思いましたが、暑さで飲料水の残量が少なく迷ってしまいました。
結局、まずは行ってみることにして歩き始め、途中でニッコウキスゲの群生を見れて得した気分でしたが、
三峰、二峰を越える実際の地形を見ると、これは無理だと思い引き返しました。
御浜から登山口までは、午後2時台の一番暑い時間帯での下山となり、もし笙ケ岳まで行っていれば、
確実に飲料水が不足して大変なところでした。
下山中に雷鳴が轟き始めたので山の方を見ると、ガスでホワイトアウト状態になり何も見えなくなっていました。
どうやら、今日は丁度いい時間帯に登れたようです。
下山後はいつものラーメン、これが凄くおいしくて、これも鳥海山のお楽しみの一つです。
コストを掛けずに県外の山を楽しむ、深夜割引もありますが、なかなか難しいですよね。
昨日は7月の鳥海山を楽しませてもらった、とてもいい山行となりました。
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