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今日はSさんから誘いで、今年最初の秋山は和賀岳となりました。
今回は岩手側から登るのですが、昨日雨が降ったので、和賀川の増水が心配です。
早朝に貝沢地区砂防公園公衆トイレに集合して登山口に向いましたが、外気は肌寒く、秋を感じさせる朝です。
登山口に向う林道は路肩が崩落して手前で通行止めなので、ここに駐車して登山口に向います。
登山口から出発すると最初から急登で、和賀の山道を感じさせる登山道です。
高下分岐から和賀岳方面に向かい、水平移動してから和賀川まで急降下ですが、登り返しの時は絞られそうな予感です。
心配した和賀川の水量は渡渉できないほどではありませんでしたが、登山靴では無理な深さです。
私自身は田植え長靴を背負って行ったので、履き替えて難なく渡渉を終了。
しかし、ビニール袋を履いて渡った同行者の中には、穴が開いて登山靴が水浸しになった人もいました。
以前ビニール袋に穴が開き、登山靴が水浸しになった話を聞いていたので、田植え長靴を持参して正解でした。
渡渉を終えると、いよいよコケ平までこれでもかというくらいの急登が続きます。
林の上に空が見え、コケ平が近いと思うと安堵しますが、それまで気持ちも修行といった感じでした。
同行者のアルパインウーマンは、この急坂をすいすいと登り、いつもながら凄いスピードで登って行きます。
コケ平から少し進むと、山頂直下まで藪漕ぎでしたが、ここから見る小杉山までの稜線は素晴らしいの一言。
山頂直下は一部刈払いされていましたが、刈払いの葉が登山道に落ちて滑るので、特に下山時は注意が必要です。
最後の草付きの急登を登り、ようやく山頂に到着したのですが、ガスに包まれて風景は見えず、残念でした。
ただ、「じっちゃ」と呼ばれる85歳で和賀岳に登る、レジェンドの方を拝見できたのは何よりでした。
下山も急登を下るので大変でしたが、アルパインウーマンは下山の方もすいすい下っていきます。
和賀岳を下り渡渉を終えると、今度は高下分岐に向う登り返しの急登が待っています。
行けども行けども急坂が続く感じで、登り終えてようやく一安心といった登り返しでした。
その後は無事登山口まで下山し、そこでまた「じっちゃ」様ご一行にまたお会いしました。
西和賀の山は険しい山が多いのですが、山そのものを感じさせてくれる素晴らしい山域だと思っています。
紅葉にまだ早い秋山でしたが、今日は和賀山塊を楽しめたとてもいい山行でした。
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