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今日は、岩手150座で残していた曲崎山に登りました。
曲崎山は縦走路の中間に位置し、岩手側行っても、秋田県側から行っても日帰りは難しい感じの山です。
以前、玉川ダム奥地の林道を使えば日帰りできるようなので偵察に行ったのですが、通行止めで駄目でした。
そんなこともあって日帰り登山を諦めていた矢先、縦走した知人に先に山頂を踏まれてしまいました。
この出来事から、どうしてもこの山のピークが欲しくなり、日帰り登山の計画を練ることに。
最終的に、秋田側の鶴の湯から入山して大沢森経由して登る片道約12キロのルートを採用しました。
時間は午前5時出発、午後4時30分までに下山とし、正午までに登頂できなければ即撤退がマイルールです。
当初、土曜日決行予定でしたが、金曜日が雨降りだったので、
小白森から大白森間の泥濘地帯が少しでも乾くことを期待して、日曜日まで計画を延期していました。
まずは、計画の午前5時から登り始めるため登山口の鶴の湯に向うと、食料購入予定の田沢湖のローソンが
24時間営業でないので開店していません。
これは誤算で、やむなく国道のローソンまで戻り食料を調達することになり、最初から痛恨のタイムロス。
これのため、午前5時43分の入山になってしまいました。
最初の小白森から大白森間の泥濘地帯は一日延期した甲斐もなく、相変わらずのネロネロ地帯で登山靴は泥だらけに。
しかし急いで登った甲斐があり、大白森には計画どおり午前8時に到着。
大白森は草紅葉が見頃で、取り囲む山々と延々に続くような草紅葉がマッチして、凄い風景になっていました。
大白森から曲崎山が見えましたが、地形図で想像したとおり東側に尾根を引いた山でした。
こちら側に見える斜面は急で、秋田側から登る登山道の急登さをイメージさせます。
心配した大白森から大沢森間の藪は問題なく進むことができ、大沢森には午前9時40分に到着。
最終目標の曲崎山は予想どおりの急登で、登山道が笹で覆われたところもあり藪山ぽい感じでした。
念願の山頂には午前10時55分に到着しましたが、山頂は木々に囲まれて何も見えないところでした。
欲しかったピークに立てたかと思うと心が晴ればれとした感じがしました。
下山は同じ長距を戻るのですが、心が晴れたせいか、長い距離も苦にならずに下山できました。
日帰登山は無理だと思っていた曲崎山でしたが、ピークに対する執着が原動力となって登頂することができました。
これでようやくこの山のピークから開放されて、次の山に登れそうです。
今日は計画の時から山旅は始まっている、それを久しぶりに感じた充実の山行となりました。
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