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岩手の山150も残すところあと3座、今日の男火山を登れば、残りの山で手強そうなのは三界山だけ。
十二神山も残っていますが、こちらは自衛隊の許可がなければ登れない特殊事情の山です。
今日の山は住田牧場に隣接ているので、牧場の中を歩きながら次々と登ってい感じです。
最初は、他の登山者がセットで登っている貞任山からです。
名前からして安倍貞任に関係がある山だと思いますが、名前の由来は分かりません。
貞任山のピークは牧場のてっぺんにある少し高くなった丘です。
途中、地形図に書かれている「三三九度岩」という変わった名前の岩があるようなので、
藪を掻き分けて行ってみると、あまり大きくない普通の岩があり、この岩の上で三三九度の杯でもしたのでしょうか。
貞任山のピークは藪に囲まれているので、鎌で笹を伐採して山頂に到達すると、三角点と藪山プレートがありました。
山頂に到達して分かったのですが、山頂へは正面からアプローチするのではなく、
横から回りこんでアプローチすれば、楽だったようです。
次は男火山ですが、獣道なのか登山道なのか分からない踏み跡を辿って山頂を目指します。
この時期だからなのか藪は薄く、傾斜もキツくないのでどこからでも山頂にアプローチできる感じでした。
他の人の記録に、山頂の藪山プレートの画像があったのですが、どうしてもその藪山プレートを発見できませんでした。
下山時に方向を間違え、反対側に下りそうになって焦りましたが、気が付いて方向を修正し、
次の女火山に向う登山道になんとか下りることができました。
女火山は、尾根沿いを進んで山頂付近にアプローチしますが、山頂付近は藪に囲まれていたので、
ザックを下ろし、藪をくぐって山頂に到達すると、三角点と藪山プレートがありました。
昨日の岩手山は登り応えがあって楽しかったのですが、どうも藪山と違って今ひとつもの足りなさ感じます。
完成された山は確かに整備されていいのですが、
藪山は、どの位置から山に入るとか、どの方向から藪を突破して山頂に到達するとか、
意外に考えることが多いような気がします。
もしかすると、これが藪山ならではの達成感に繋がっているのかも知れません。
今日は初見の山だったせいか、意外に新鮮で面白かった山行でした。
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