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その中の十二神山は、山頂が航空自衛隊のレーダーサイトの中にあり、自衛隊の許可がなければ三角点を拝めない山です。
基地のホームページによれば、三角点の見学は5日前の申請で、対応は平日だけなので、半ば登頂を諦めかけていました。
ところが突如、11月30日と12月1日の二日間が休みになったので、登頂の機会が到来したと思いました。
しかし、5日前だとギリギリ12月1日が見学日になり、この日は雨降りの予報、
前日の11月30日は晴れ予報なので、この日しか設定できないのが悔やまれました。
天気予報のとおり11月30日は晴天、今日は朝から凄いドシャ降りの天気です。
基地に向う途中、悪天候なので気をつけて来るようにと基地からの電話がありました。
普通であれば登山なんかしない天候なので、対応してくれる自衛隊員に頭が下がります。
基地のゲートに到着し、守衛に電話して防衛道路に入ると雨で道路の砂利が流され、
無事辿り着けるか不安になってきました。
何とか基地の入口に着き、守衛から進入許可書をもらって進むと、対応する隊員から出迎えを受けました。
今日は雨の日ということで、三角点まで車で送迎して頂きました。
天気が良ければ山田湾が見下ろせると隊員が話してくれましたが、悪天候なので下界は全く見えませんでした。
現地に到着して車を降り、鋼製のタラップを登ると、念願の十二神山三角点がそこにありました。
写真撮影に制限があるので、隊員に確認しながら緊張して三角点を撮影しました。
見学は10分くらいで終了したので、十二神山は150座の中で、一番時間が掛からない山でした。
その後、波板海岸のいつもの店で昼食を食べていると天候が回復してきたので、午後から小鯨山に登ることにしました。
小鯨山は鯨山の向かいの山で、「小鯨」という山名が可愛い感じがします。
登山道は、高圧線の巡視路を利用して稜線まで登り、そこから尾根伝いに山頂を目指します。
途中、鯨の背縦走路と書かれたプレートがあり、鯨山から縦走できるようでした。
山頂には藪山プレートがあり、天候が回復したので、綺麗な船越湾を見下ろすことができました。
午後の晴天が午前中にあれば、山田湾も同じく綺麗に見えたと思うと非常に残念でした。
今日は一日の差、最終的には半日の差で天気に泣かされた山行でした。
十二神山で149座目、最後に残っているのは三界山となりました。
この山は、最後を飾るのにふさわしい山だと思っています。
果たして山頂を踏めるのか、これからの季節が待ち遠しい感じがしています。
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