|
|
|
それも、まだラッセルがありますと。
赤倉岳は黒倉山の反対側の山で、黒があるから赤もあるということで、この山名なのでしょうね。
この山は冬季限定なので前から狙っていたのですが、屏風尾根偵察で登ったTさんに先を越されてしまいました。
土曜日、そのメールに誘われて赤倉岳に登ったのですが、
七滝に到着すると沢山ラッセルがあり、どれがTさんのものやら。
考えて見れば三日前のラッセルだし、登頂ルートについて詳しく聞いていませんでした。
ラッセル跡に名前があるわけでもなく、この日は、勝手に思い込んだラッセルを辿って
尾根を二つ越え、気付くと、斜度のある尾根を直登で山頂に向うしかルートがなくなっていました。
仕方なくこのルートを登って山頂を目指したのですが、急斜面と天候が悪化により、
標高1,300m付近で登頂を諦め、土曜日は敗退となりました。
後からTさんにラッセルについて聞くと、下山のころには消えかかっていたとのお話。
ラッセルありますとのTさんからのメールは、いったい何だったのでしょうか。
その後、この赤倉岳が頭から離れず、今日は天気が良さそうだし、
手強いハイマツ帯も雪があればあまり踏み抜かないと思い、再度アタックすることに。
早朝から入山したので七滝コースに一番乗りとなり、
登山道には昨日の雪が積もっていましたが、登山道のところは固いので、問題なく歩けました。
七滝から先はスノーシューを履き、ノートレースのフルラッセルですが、雪が結構積もってモフモフラッセルです。
今日のコースは、途中まで七滝コースを辿って赤倉岳の麓まで進み、後は山頂まで尾根沿いを登って行きます。
途中、降雪のためか背の高い雪庇が連続し、乗り越えていくのに一苦労です。
これが終わると、いよいよ手強いハイマツ帯になりましたが、
程よく雪が乗っているので大きく踏み抜くことがなく、無事1,543mピークに到達。
そこから赤倉岳山頂に向う尾根からは、隣の黒倉山、姥倉山、大松倉山、三ツ石山が綺麗に並ぶ壮観な景色が見れました。
鬼ヶ城も綺麗に尾根を伸ばしていますが、屏風尾根の先の岩手山は、ガスで山頂を隠していました。
確かにTさんが言うとおり、登ってみると眺めのいい山です。
今回は自分で計画したとおりのルートで、特に問題なく登頂できました。
他人のラッセルをあてにするのは駄目だと分かっていたのですが、何かTさんの言葉に釣られてしまった感じです。
しかし土曜日のコース取りは最悪でした、いい教訓になりました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する