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栗木ヶ原は岩手150座の1座ですが、山ではなくて湿原です。
栗木ヶ原も今回で3回目。
前回は登山道が綺麗に刈払いされて、楽に登頂できたので、今回も難なく登頂できるだろうと予想していました。
それに今回はお誘いなので、後からくっついて行こうと思っていました。
ところが出発の段で、いきなり同行者から案内をしてくれとの発言です。
さすがに案内の要請はなかったので、GPSの地図はキャッシュしておらず、紙地図も用意していませんでした。
さらにピンテも刈払いの鎌もなく、丸腰の状態での案内となりました。
最初のうちは刈払いされた登山道で楽勝かと思われましたが、途中から残雪が出現するとルートが不明瞭になり、
本来ならピンテを付けて進むのですが、残雪期で風景が様変わりしていたので、
とうとう登山道をロストし、藪の中で立ち往生です。
幸い、過去の自分のログをスマホに入れてきた同行者がいたので、それを頼りに進むことになりました。
それでも雪渓のところでコースが不明瞭になり、行ったり来たりする場面が何回かありました。
しかし同じ山なのに季節でこんなに風景が変わるとは、藪山道具を持たずに入山したことに後悔しました。
ルートに不安を感じながらも栗木ヶ原が近づくと、湿原を隠していた笹帯は残雪に埋もれ、難なく栗木ヶ原に到着です。
今日は、冬季ゲートが開いた最初の日なので、我々が今年栗木ヶ原一番乗のようです。
湿原はまだ大きな雪原でしたが、一部雪が融けて地塘が出ていて、冬から目覚め始める湿原を見ることができました。
でも、大半が雪原の栗木ヶ原、生き物達が動き始めるのはまだ先のような感じがしました。
過去に、1時間近く刈払いして登頂した山頂も、今回は残雪で笹帯が埋もれ、簡単に到達することができました。
下山は、登山口まで戻れるか不安でしたが、無事登山口まで戻ることができました。
次回もまた、彼等が残している150座の案内を依頼されましたが、次回は準備をして行きたいと思います。
今回は残雪期で、違う山のような風景の中を登ったので、同じ山でもすごく楽しめた山行でした。
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