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山頂には約1時間ほどで到着し、いよいよ今週も811.9メートルピークの鹿沢を目指して藪漕ぎです。
今日は刈払いの鎌を持参したので、先週進出したところまで刈払いをしながら進みます。
するとありがたことに、先週敗退した場所で先週落とした熊スプレーを発見し、無事回収することができました。
残すは、先週到達できなかった鹿沢三角点の登頂です。
先週敗退している濃密な藪帯を避け、脇の幾分背の低そうな藪を刈払いしながら進みますが、こちらも手強い感じです。
背の高い藪を我慢しながら進むと、少し前方が明るくなり、ようやくこの藪帯を突破できました。
しかし、その先も幾分藪の隙間が開いてマシなだけで、進むスピードは上がりません。
途中に、残雪が残る細い谷があり、ここを登って少し進むと、ようやく藪が大人しくなってきました。
ところが鹿沢三角点直下に近づくと、今度は細くて濃密な藪に遭遇です。
藪自体は細いのですが濃密なので、刈り払いで進むのは、相当時間が掛かりそうです。
ここで敗退が頭をよぎりましたが、抜けれそうなところを横に移動して探してみることにしました。
すると、倒木で藪が倒されて、抜けることができそうところを発見しました。
そから尾根に登ると不思議な感じがする残雪の広場に出て、最後の藪漕ぎをして念願の鹿沢三角点に到達しました。
三角点の近くに山頂プレートがありましたが、付近を蜂が飛翔していたので、巣があって危険だと思い、早々に退散。
実に、高田沢山の山頂から鹿沢三角点まで3時間50分を要した登頂でした。
今日は落とした熊スプレーを拾い、念願の鹿沢三角点にも到達でき、長時間の藪漕ぎが大変でしたが、充実の山行となりました。
ルートのない藪山のピークを獲ると、何か猟で獲物を獲ったような気がします。
だから、藪山は止められないのかも知れません。
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