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今日はボランティア活動を兼ねてコースの状態を下見しながら、今年最初の早池峰山です。
午前8時近くに出発したので、もう河原の坊駐車場は満車だと思い、半ば諦めながら車を走らせます。
案の定、河原の坊に到着すると、駐車場は満車の雰囲気です。
ところが、交通整理をしていた監視人さんから「一台分だけ空きがある」とうれしい言葉が。
何とかギリギリのところで駐車ができ、今日は早池峰山に呼ばれた気分です。
小田越登山口には、御歳80代のボランティアの会長Tさんがいましたが、本当に早池峰山が好きなんですね。
会長に挨拶すると、「一人ボランテイアが上がっている」と声を掛けられましたが、誰なんでしょうか。
駐車場で監視人から「雲海が見えるそうです」と言われたので期待したのですが、樹林帯を抜けると山腹はガス。
五合目から少し進むと、ヘルメットを被った登山者が手を振っているのが見えます。
誰だろうと思ってよく見ると、ボランティアのIさんでした。
合流してIさんと話をしていると、薬師岳からきたという登山者の方が来て、この方と少し話をしてから山頂へ。
剣ケ峰分岐まで来るとガスが取れ、山頂から雲海は見えませんでしたが、晴れて眺めのいい山頂です。
少し遅れて先ほどの登山者の方も到着しましたが、どこかでお会いした方のような気がしてなりません。
思い切って声を掛けて話をすると、やはり万寿山でご一緒したOさんでした。
Oさんから、ホームグラウンドの栗駒山の情報をもらい、冬季限定の山の話も聞かせられ、これには興味が湧きました。
Oさんは昼寝をするとのことなので、ここでOさんとお別れし、ボランティアのIさんと再合流して昼食です。
昼食を食べながら、Iさんから頭に大怪我をした話を聞かせられ、これにはビックリ。
話では、大手術で死ぬ寸前だったとのことで、それでヘルメットを被っていたようです。
しかし、それでも山岳ボランティア活動をしているので凄いことです。
Iさんは、今年はシャトルバスが運行されるので、この山もうるさくなると嘆いていました。
確かに去年は前にも後にも登山者がなく、貸切状態の早池峰山の時があったことを覚えています。
Iさんは、去年は高山植物も生き生きしていたと言っていましたが、今年はどうなることやら。
今年は普通の早池峰山に戻りますが、それが山にとって幸せなことなのか。
思えば罪なシャトルバスです。
個人的にはシャトルバスのない、静かな早池峰山の方が好きなんですが。
来週の山開き、早池峰の女神も騒がしくなって大変そうな予感がします。
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