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すると、秋田のS氏から新山に登るのは身体的に不安なので、笙ヶ岳に登るとのメールが。
さらに後から、本当は不安で、登る山をどれにするか迷っていると本音のメールが。
これは駄目だと思い、登る山を秋田駒ケ岳に変更したのですが、
秋田側から乳頭山に登ったことがなかったので、乳頭温泉から乳頭山を目指すことにしました。
そこで、前に乳頭山に登りたがっていたT君を思い出し電話をすると、
明日は鳥海山を予定しているので、同行者のHさんと相談してみるとのことです。
程なくして同行者のHさんから電話があり、
今度はHさんから、秋田駒ケ岳の縦走でなければ鳥海山に行くと迫られてしまいました。
仕方なく秋田駒ケ岳の縦走コースを受け入れ、秋田のSさんに了解を得ました。
ところが当日の日曜日は、朝から雨降り。
Hさんからは、秋田駒ケ岳は中止して真昼岳に計画変更のメールがあり、道の駅に集合してから最終判断することに。
しかし、道の駅に集合しても天気は回復しそうにありません。
すると、秋田のS氏から真昼岳は止めて自由行動にしようとのメールが。
何とSさんは鳥海山に行ってしまいました。
Sさんのために登る山まで変更したのに、何という仕打ちでしょうか。
鳥海山を断念させた他の同行者に責任を感じ、晴れることを信じて、まずは真昼岳の赤倉登山口へ。
有難いことに峠のトンネルを抜けると天候は回復気味、登山口に着くと雨は止んで、青空の出現です。
コースに入ると、川沿いのコースは大水で破壊されたようで、残された登山道を繋ぐように登ります。
コース自体の登りはきつくなく、岩手側から登るより、秋田県側の方が優しい感じがします。
入山届けを書いてる間に、先に入山した監視人の方から、所々でブナやオサバグサの話を聞かせられ、
まるで学習登山のようになりました。
音動岳に向う監視人と分岐のところでお別れし、和賀の山らしい草原の稜線を進んで山頂に到着。
山頂からは広がる盆地の風景、山々に伸びていく綺麗な稜線、海に浮かぶ遠くの男鹿半島。
鳥海山には行けませんでしたが、これもまたいい景色です。
下山の途中、おまけに登った音動岳は山頂の少し手前に山頂標識があり、本当の山頂は藪の中でした。
日曜日は色々迷った末、最後はこの山に呼ばれて、久しぶり和賀山塊を楽しんだ山行でした。
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