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しかし、朝から山はガスが掛かり嫌な予感が。
藤里駒ケ岳は、登山口まで舗装道路なので普通でアクセスできますが、登山口までは結構の距離。
ようやく登山口に到着し、旧道から山に入り田苗代湿原を進むと、キンコウカの花が沢山咲いて綺麗です。
こちらの山のブナは大きく、こちらの方が白神山地という印象を受けます。
山頂に向かう途中、団体の登山者とスライドしましたが、
ユーチューブの投稿動画を撮影中らしく、追い越すよう催促されました。
このグループを追い抜いて山頂に到着すると、ここも昨日と同じく、ガスで下界が全く見えません。
先に到着していた先行者も、待っていたがガスは晴れないとのこと。
程なくして、先ほど追い抜いたグループが山頂に到着。
メインキャストは若い女性三人のようで、ユーチュ―ブで見たことがある顔も交じっています。
撮影を見学する気もないので、先頭の山岳ガイドと少し話をしてから下山に入りました。
麓まで下りると、海側の山に青空が広がっているのが見え、ふと、来る途中で見た二ツ森登山口の看板が頭の中に。
そこで、白神山地の山々を何とか山頂から見たいと思い、最後の望みで二ツ森に登ることに。
藤里駒ケ岳から二ッ森登山口に来た道を戻り、国道から入ると、登山口まで10キロ以上もあるロングアクセス。
世界遺産センターで登山口まで舗装道路という情報を得ていましたが、行けども、行けども到着しない感じが。
不安になったころ、ようやく登山口に到着したのですが、やはりこちらもガスの中。
駐車場で昼食を取っていた登山者から、「ここまで来れば登らねば」と励まされ、まずは山頂を目指すことに。
時間は正午を少し過ぎていましたが、海からの上昇気流に吹かれて、ガスが舞い上がって来るのが見えます。
半ばあきらめながら山頂に到着するも、最後の二ツ森山頂もガス。
下山して、山中でスライドした森林管理署の方とお話すると、滝沢市に住んでいたことがある方でした。
結局、二日間で登った三座とも、ガスで山頂の眺望はゼロ。
今回は、この山域に呼ばれなかったと言うしかない結果に終わりました。
でも久しぶりの遠征。
こんな結果でも逆に、これが印象に残った感じの山行でした。
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