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黒伏山は、そのネーミングと圧倒的な岩肌の写真を見て、一目ぼれした山。
期待して早朝から車を走らせ、登山口のある黒伏高原スノーバークに到着。
ところが、肝心の登山口が良く分からず、登山口を捜してウロウロすることに。
その時、ふと広い作業道から渡渉点に下るということを思い出し、作業道を歩いて、ようやく登山口へ。
この山で一番心配だったのは、最初に渡渉があることで、もし川が増水して渡れなければ、ここで敗退となります。
通常であれば、対岸まで仮設橋が設置されるようですが、ここ数年は仮設橋の設置はないようです。
一応、これに備えて田植え長靴を持参しましたが、やはり川は増水して、登山靴での渡渉は無理な状況でした。
ここで長靴に履き替え渡渉になりましたが、何か長靴の中に少し浸水があり、渡り終えてから長靴を点検。
すると、靴底の厚いゴムと上部の薄いゴムの接合部が劣化して剥離し、その隙間からの浸水のようでした。
それでも濡れるよりはましなので、今回がこの長靴の最後の出番となりました。
渡河して対岸には柴倉コースの看板があり、これは福禄山から回っていくコースでした。
計画では、黒伏山から登る予定だったので逆回りになるのですが、渡河してしまったこともあり、
予定を変更して、こちら側から登ることにしました。
このコースは福禄山まで急登が続きまたしが、次の銭山や白森山までの従走路は、あまり緩急のないコースでした。
従走路の中で、特に白森山は眺望が良く、登ってきた福禄山や銭山が見え、雲海に浮かぶ遠くの山々が綺麗です。
白森山を下り、最後の黒伏山に向うあたりから小雨が降り始め、山頂が近づくにつれて雨が強くなってきました。
今日の「天くら」はA判定で始まり、後半はB判定でしたが、実際は雨降りでC判定の天気。
雨の中、木陰に隠れながら山頂を目指し、念願の黒伏山山頂に到着しましたが、山頂は藪に囲まれて眺望はなし。
高度感が味わえると期待した南壁の登山道も、ガスで下界が見えず、期待した高度感は味わえませんでした。
下山は、黒伏山から分岐まで下るのですが、これがロープが張られた急斜面。
どうやら、こちらから登らなくて正解だったようです。
分岐から先は、ひたすらブナ林の中を登山口を目指して進む感じですが、
途中、木に赤ペンキで矢印が書かれていましたが、その先に登山道は見当たらず、意味不明の矢印でした。
コースは最初が激登り、下山も激下りといった、何か黒伏というネーミングを感じる登山道でした。
午後から二座目も行けるかもと思っていましたが、雨は本降り。
ウェアーも登山靴も濡れてしまったので、今日は黒伏山だけで引揚げました。
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