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16日の火曜日は、いよいよ燧ケ岳に登ることになりました。
今回、この山域に来て問題だったのは、食料調達と燃料補給の問題でした。
インターを下りてから道の駅までは結構長距離があり、
夜間走行で来ると営業スタンドがないので、翌日のガソリンがすごく不安でした。
しかしこれは、会津駒ケ岳下山後に地元の観光案内所で教えてもらった農協SSで給油して解決。
二つ目の食料調達は、この地域にコンビ二がないので手軽に食料調達ができず、
期待した農協ストアーも惣菜関係は皆無、おにぎりも調達できませんでした。
夕食で少しでもカロリーを多く取ろうと思い、道の駅で天ざるそばを食べました。
翌日の朝食は、持参したカップ麺とクリームパン半分、残りの半分は昼食分にしました。
シャリバテしないか心配でしたが、山を越えると長蔵小屋で食事が食べれるみたいなので、それに希望を託します。
当日は朝焼けを見ながら起床、暑くなる前に高度を稼ぎたいと思い、朝の5時30分に入山。
広沢田代、熊沢田代と順調に進みますが、シャリバテが恐いのでスピードは控えめ。
途中の熊沢田代は正面に燧ケ岳を見ながら登るので、山頂への期待がどんどん高まります。
俎グラに向う途中の岩稜帯はこのコースのハイライトでしたが、ここで猛スピードの登山者に出会いました。
俎グラに到着すると、眼下に尾瀬沼、遠くには至仏山や日光白根山、男体山などの山々が見えて圧巻の景色。
こういう景色を見ると、深田久弥が山の品格に山の高さ求めた理由が分かる気がします。
展望を楽しんだ後は、いよいよ山頂がある柴安グラへ。
山頂に到着すると、先ほど追い抜いて行った登山者がいて、聞くとこの方のホームグラウンドは北アルプス。
そのスピードに、3千メートル級を登る登坂能力を見せつけられた気がしました。
山頂から見える連なる背の高い山々、そして猛烈な登坂スピードの登山者と、
ある意味、燧ケ岳山頂よりも、こちらの方が刺激的でした。
下山は長英新道を下り、期待していた長蔵小屋の売店でアイスクリームを食べて、まずは一息。
売店で聞くと、別館で食事ができるとのことなので、早速、別館に行きパスタを注文。
ここでパスタを食べ、ようやく元気が回復です。
しかし、こんなところで冷えたアイスとパスタが食べれるとは、さすがは尾瀬。
その後は、元気一杯で沼山峠まで行き、シャトルバスで御池に戻りました。
今回の山行では、食料と給油場所の事前リサーチの必要性を痛感したので、次回の遠征に活かしたいと思います。
思えば、尾瀬に最後に来たのは二十代後半。
あの頃もそうでしたが、今もやはり尾瀬は憧れの地。
今回は登山がメインでしたが、次回は秋ごろに訪れ、ゆっくりと周回してみたいものです。
岩手は猛烈な雨降りだったようですが、二日間天候にも恵まれ、憧れの尾瀬の山域を満喫できた山旅でした。
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