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山に入るともう晩秋の風景。
登山道には落葉が積もり、ブナの黄色い葉も半分は枯葉。
それでも残っている紅葉を見ながら、まずは七折の滝に向います。
七折れの滝は曲がった滝が岩に当り、岩からまるで噴水が出ているように見える面白い滝です。
林の中の登山道を進み、登山道が渓流沿いになると、目的の七折れの滝に到着。
今日も勢い良く岩から滝が噴出し、何回見ても飽きない面白い形の滝です。
今日もソロハイクかと思って来たのですが、滝の近くにあるお不動様の祠で、グループの登山者が休憩中でした。
ここでお不動様を拝み、登山者達に挨拶をして次の鶏頭山に向いますが、ここからニセ鶏頭までは急登になります。
前に登った時、コースをロストしそうになった七折の滝から上の急斜面には、親切にピンクテープが付けられていました。
急登を凌いでニセ鶏頭に到着すると、風は冷たく、いかにも晩秋の山といった感じ。
鶏頭山の山頂も同じく風が冷たかったので、長居せずに下山に入りました。
途中で男性登山者とスライドし、振り向くと、山頂がガスで覆われそうな状況です。
「急いで登る」と言い残して、スライドした登山者は山頂の方向へ。
こちらは避難小屋まで下って昼食を食べ下山して、駐車場にいると、先ほどスライドした男性登山者が下山してきました。
山頂の状況を聞くと、スライドしたら丁度ガスが晴れ、いい山頂だったとのこと。
この登山者は宮城県石巻の方で、その後、石投山の話から宮城と山形の山談義となり色々と情報を聞かせて頂きました。
この方とお別れした後は、早池峰山で不時に一年間登れたことに感謝し、早池峰神社を参拝して帰りました。
名山と呼ばれる山もいいのですが、ローカルな山もやはり楽しいものです。
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