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丁度土日の二日間、天気が良さそうなので、今年最後の尾瀬へ遠征。
鳩待峠に到着すると、駐車している車は少なく、静かな尾瀬が見れそうな予感。
まずは山の鼻を目指します。
木道には雪がうっすら積もり、滑りそうな予感なので慎重に進みます。
山の鼻に到着すると、山小屋は営業が終了して閉めら、人気がないとても静かな尾瀬です。
至仏山の前に、少し尾瀬を楽しみたいと思い湿原に入ってみると、広大なキツネ色の草紅葉の風景が続いています。
遠くの燧ケ岳は山頂には雪が積もり、もう晩秋というより冬間近の感じがします。
湿原を周回し、登山道に合流して登り始めると意外に登山道は急登。
樹林帯を抜けると、少しずつ岩稜帯となり、短い鎖場、そして植生保護のため木製の階段が山頂に向って続いています。
この階段、足場が斜めになっているものもあり、滑りそうで油断できません。
山頂は強風で、風は冷たくて、ハイマツや岩に霧氷が付いて寒々とした風景です。
山頂から見下ろす尾瀬は広大なキツネ色、山頂付近は霧氷の光景と、この時期ならではの光景を見れたようです。
小至仏山への従走路のハイマツにも霧氷が付き、これもいい感じです。
小至仏に着き、そこから見た笠ケ岳があまりに見事だったので、悪沢岳分岐から従走路に入ってみました。
従走路はぬかるみ、今は凍っているからマシですが、融ければ酷い悪路な感じの登山道です。
おまけに、午後から天候が下ってアラレが降ってきたので、悪沢岳で引き返し、下山しました。
至仏山は早池峰山と同じ蛇紋岩の山。
姉妹の山だと思っていたのですが、岩稜帯の雰囲気も早池峰山に似ています。
至仏山には木道が沢山あるので、少し岩稜帯の気品が早池峰山より落ちる気がしたので、
個人的には至仏山の方が妹かなと思いました。
どちらの山も植生保護の点では同じなのですが、木道や階段で保護しているのを見ると、
何か山が痛々しいような感じがしました。
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