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当初、蔵王の後烏帽子岳を計画したのですが、厳しそうな山の雰囲気に同行者の気が引けてしまい、
鳴子の荒雄岳に予定を変更。
待ち合わせ時間を8時30分に設定したのですが、高速のインターを下りると同行者から遅刻するとの連絡が。
結局、同行者が待ち合わせのキャンプ場に到着したのは、1時間近く遅れてから。
蔵王方面だと、出発時刻がもっと遅くなったと思うので、ある意味、近場の山で正解の結果に。
荒雄岳自体は普通の里山で、ブナの木も落葉し、見るべきところがないまま山頂に到着。
山頂は一方向だけ眺望が開け、遠くの栗駒山や秣岳などが見えました。
荒雄岳だけでは直ぐに終わると思い、可愛い名前で気になっていた胡桃ヶ岳を二座目に用意していました。
ところが何と、途中まで行くとアクセス道路が落石で通行止。
通行止めの区間を大きく迂回して潟沼に到着すると、静かな湖面と山々に紅葉が残っていて、何ともいい景色。
鳴子の奥に、こんないい場所があったことを初めて知りました。
この山も予定より出発時間が遅くなってしまったので、今回は周回を諦め、中ノ岳までピストンに予定を変更して出発。
ところが同行者は荒雄岳でパワーを使い果たしたようで、登りのピッチが上がりません。
とうとう、胡桃ヶ岳の山頂で残念ながらダウン、ここから先は中ノ岳まではソロハイクすることに。
途中で胡桃ヶ岳を振り返って見ると、確かに盛り上がった林の感じが胡桃の形に見えます。
この山容を見て、「なるほど、これで胡桃ヶ岳か」と妙に納得。
次の中ノ岳の山頂は潟沼を見下ろせる絶好の場所、この日一番の景色といった感じでした。
ここで周回コースの誘惑に負けそうになりましたが、同行者が心配なので、そのままピストンで戻り下山しました。
その山名とその景色で、低山なのに胡桃ヶ岳は印象に残ったいい山でした。
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