|
|
|
正月休みなのに天気が悪いので、今年の山納めをどこの山にするか迷ってしまいます。
結局、高い山を諦め、藪山で山納めにすることに決定。
今回はモンベル店員が気になる山名だと言っていた、遠野の雲ノ山と白銀山に登ることに。
一座目の雲ノ上山は、地形図に登山道がない山。
麓の神社のところが入山に良さそうなので、ここから登ることに。
山中に入ると鹿の獣道が、まるで登山道のように続いています。
鹿は馬鹿でなく、歩き易いところにしっかり獣道があり、これにはいつも感心させられます。
途中に急斜面がありますが、ここにもいいところにシカ達の足跡が付いています。
獣道を見て、自分が考えるラインと同じところに獣道があり、自分がシカと同じ発想なのかと思うと、笑ってしまいます。
急斜面を登り終え、稜線沿いに回り込むように進んでいくと、ほどなく山頂に到着。
雲ノ上という山名から、眺望のいい山を想像していましたが、山頂は林に囲まれ、全く眺望のない山でした。
二座目の白銀山は、銀の鉱山があって白銀なのか、雪景色が綺麗なので白銀なのか、
山名の由来は分かりませんが、このカッコいい山名に惹かれた山です。
恐らく、雪景色が綺麗なので白銀なんだろうと勝手に想像して、ここは麓の道路から登ることに。
途中、何者かに食べられたシカの白骨死体に遭遇。
このシカはいったい誰に食べられたのか。
ソロ登山だったので、不気味さ倍増といった感じの現場でした。
この山も地形図上に登山道はなく、山中に入ると山の境界なのか、尾根沿いに土塁があり、これに沿うように上りました。
場所のせいなのか、この山は雲ノ上山より積雪量があり、雪が深いところは膝近くまで踏み抜きます。
でも歩行には支障がないので、ラッセルしながら山頂を目指して前進。
後から知ったことですが、山頂には三等三角点と御料局三角点の二つがあったようで、
三角点だと思って見たのは、位置からして御料局三角点の方だったようです。
思えば、前に登った御大堂山にも御料局三角点があり、同じような土塁があったので、
御料の境界がこの土塁なのかも知れません。
下山して昼食を摂り、三座目の八株山を登るか迷いましたが、G氏の山頂プレートを見るため登ることにしました。
この山は、林道から急斜面を直登するルートが一般的に登られているようでしたが、
今回は、林道から485ピークを目指して登り、485ピークから稜線沿いに山頂を目指すことにしました。
思ったとおりこのルートだと、あまり急なところがなく難なく山頂に到達して、G氏の山頂プレートを拝見しました。
今年は藪山巡りで山納めとなりましたが、この時期の藪山は登ると楽しいものです。
来年もどんな山に出会えるか、これから楽しみです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する