今年の冬は、マイナーな里山を20座くらいは踏破したいものだと考えています。
自分の格付けとしては、標高500メートル以上のマイナー里山を登山対象で考えています。
そして今年最初の里山は、花巻市の四ノ宗山。
県道25号線から分岐した舗装道路から入山しようとすると、
地主が設置した入山禁止の看板があり、ここからの入山を断念。
仕方なくコースを変更し、今度は久出内集落の空地に駐車して出発。
途中までは舗装道路を歩き、最初の564mピークの三角点を目指します。
針葉樹の林を登り、三角点直下の舗装道路に突き当ると、道路の脇は切り立った崖。
ここからは登れそうにないので、舗装道路を歩きながら登れそうなところ探すことに。
いい場所があると思い行ってみると、いいラインで獣道が付けられていました。
この獣道を利用して稜線まで登り、564ピークの三角点を踏んでから、稜線沿いに四ノ宗山の山頂に向いました。
途中で、油断していたシカの家族に遭遇すると、警戒の鳴き声を残して走り去り、こちらも驚かされました。
稜線に藪はなく、楽勝で山頂まで行けると思ったのですが、
山頂が近づくにつれて雪が深くなり、ラッセル状態となりました。
ここで、ワカンを持参すれば良かったと少し後悔しました。
山頂に到着すると、三角点は雪に埋もれておらず、少し離れたところに壊れた自作の山頂プレートがありました。
山頂自体は気に囲まれ、眺望のない山頂でした。
登る途中でピンクテープのハサミを落としたことに気づき、下山は必然的にピストンになりましたが、
ハサミを発見できラッキーでした。
二座目の地竹山は、山名に惹かれて登ることにした山です。
最初に岳の駐車場に駐車し、藪化した取り付け道路から登り始めました。
傾斜の緩そうなところを一直線で登り、後は稜線沿い進んで南側に曲がったところが山頂でした。
この山も眺望はなく、同じく自作の山頂プレートがありました。
下山は違う尾根から下ることも考えましたが、日没の時間も考え、冒険せずに下山しました。
今回は、二座とも登山者に会わない本当のソロハイクでした。
地図を眺めて次の山を探すのも、マイナー里山のひとつの楽しみだと思っています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する