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前の日はロングコースの平ヶ岳だったので、足にダメージないかと心配でしたが、
大丈夫のようなので、二日目は越後駒ケ岳です。
早く登山口に着けば滝雲を見れるかも知れないと思い、朝の4時30分ころ桧枝岐村の道の駅を出発したのですが、
奥只見湖の道路は結構なワインディングロードで、登山口の枝折峠に到着した時は、朝の7時を過ぎていました。
この日の天くらはA判定なので、暑くなる前に高度を稼ぐ予定でしたが、予想以上に時間が掛かってしまいました。
早速、登山届けを書いて入山すると、駒ケ岳が遠くに見え、結構距離がありそうです。
コースはアップダウンを繰り返しながら、道行山、小倉山と進んでいきますが、
越後駒ケ岳が近づくと、その山容はいかにも北陸の山といった感じ。
コースは駒の小屋手前で岩凌帯になり、尾根伝いですんなり小屋まで行けるものと思っていたので、これは予想外の展開。
そして駒の小屋から山頂に向うと、途中でスライドした女性登山者から「3時ころに凄い雷雨が来る」との情報が。
この情報は、小屋番からの聞いたとのことでした。
確かに、山頂からは巨大な入道雲が見え、もの凄い雷雨が来そうな雰囲気です。
「これは急がねば」と思い、山頂で昼食を食べて小屋番の方と少し談話し、急いで下山を開始。
後は雷雨との時間勝負です。
最初は晴天だった空も徐々に雲に覆われ、滝雲雲海のビューポイントまで来ると、もう天候はギリギリの状態。
途中にあった観音様に、下山まで雨が降らないようにお祈りして先を急ぎました。
駐車場まで下ると下山を待っていたように雷が鳴り、ほどなくして雨が降り始めました。
観音様のご利益があったようで、正に間一髪。
その後、帰宅するため魚沼市方面に車を走らせると、もの凄いドシャ降りになりました。
スノーシェルターのところでライダーが雨宿りをしていましたが、
もし山中でこのドシャ降りに遭っていたらと思うとゾッとします。
情報をくれた女性登山者には、本当に感謝でした。
遠征の最終日、またしても山の天気は油断できないと思った山行でした。
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