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これは今年完成した経塚橋の渡り初めをしようと出発したのですが、途中で天気もいいので岩手山にしようかと浮気心が。
ところが途中で忘れ物に気づき、自宅に戻ったので、結局、吸い寄せられるように経塚山へ。
この山は、駒ヶ岳から雪渓伝いで数回登頂していましたが、夏道での登頂は未経験。
登山口のある夏油温泉に到着すると、連休のせいか結構な賑わいです。
ルートは牛形・経塚分岐まで牛形山と同じルートを辿りますが、その先は初めてコース。
橋のところまで車で入れるみたいですが、林道がどの程度整備されているか分からないので、林道を歩いてみることに。
歩いてみると林道自体は想像以上に整備されていますが、橋までは結構距離がありました。
確かに橋の手前で車が駐車してあり、やはりここまで車で来れたのかと思うと、少し残念でした。
お目当ての経塚橋の方は、1度に5人しか渡れないようで、
エキスパンドメタルの橋桁は下がスケスケで結構高度感があり、真っ赤なので、何だか神社にある参道の橋のようです。
この橋を渡り終えると岩場のロープ場があり、ここがこのコース一番の難所でした。
途中でtky340さんにお会いし、キノコ狩を兼ねて登っておられたようですが、キノコは不作とのことでした。
知合いも嘆いていましたが、やはり今年はキノコが不作なのでしょう。
登山道の途中に、「お坪の庭」と名付けられた小さな日本庭園のようなところがあり、
自然のものなのでしょうが、誰かが手入れをしたような感じで不思議な場所でした。
山頂が近づくと、古い木道は斜めで滑って危険でしたが、こういう木道は更新されないのでしょうか。
山頂が近づくと、登山道は藪を避けて稜線をトラバースし、残雪期はこの藪の中を歩いていたと思うと驚きです。
さらに山頂直下は岩が露出していて、これも雪に包まれていたので、これも初めて知りました。
山頂に到着すると山頂標識が斜めに倒れ、いつもの経塚山の風景。
気温が低いようで、吐く息が白く見えるほどに冷え込んでいました。
残雪期にここから見た風景は、まるでチベット奥地のようで、何回見ても飽きない風景でした。
下山は、橋から先の林道歩きが長く感じら、先行の登山者グループも、この林道は長いと嘆いていました。
本来は温泉からこのルートを辿るのでしょうが、橋のところまで車で行けるようになっては、
「経塚山クラシックルート」といった感じでしょうか。
全体的には往復で13kmほどなのでいい運動になり、秋深まる季節を感じた山行でした。
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