|
|
|
そして今日は、登り残していた女川の石投山に登ることにしました。
この山は、最初に来たのが大津波の復興中のころ。
この時は運悪く復興工事で道路が通行止めになり、泣く泣く別の山に登って帰った苦い記憶のある山でした。
今回は、通行止めだった県道192号線も開通したようなので、峠まで車で行けると思っていました。
そこからなら、石投山への距離も短そうだし、早く登り終えたら隣の硯上山にも登ろうと思っていました。
ところが真法寺のところまで進むと、県道は冬季ゲートで閉鎖され、通行止めになっています。
雪が少ない沿岸の峠道は、先入観で冬季ゲートはないだろうと思い、事前調査しなかったことが悔やまれます。
またもや、「今回も石投山に登れないかも」という嫌な予感が頭をよぎります。
ここは体制を立て直そうと思い、まずは登山口のある女川方面に向うことにしました。
ここで焦ったせいなのか、石投山の周回コースではなく、宮ケ崎の団地から出発するコースを選択してしまいました。
このコースは312m三角点を経由するコースですが、基本的にピストンしかできないコースです。
最初の林道を進んで行くと、途中の斜面に鹿柵が設置され、この鹿柵で林道は途中で遮断されていました。
仕方ないので、鹿柵に沿って312m三角点まで登ることにしたのですが、
登っている途中で、二本使っていたポールの内、一本が無いことに気付いたのですが、
帰りも同じコースなので、見付かるだろうと安易に思い、引き返さずにそのまま先に進むことにしました。
石投山の分岐までは、広い登山道をアップダウンしながら進み、
山頂に着くと、女川湾方向が伐採され、とてもいい風景が見れました。
下山は落としたポールを捜しながら下りましたが、同じコースなのに、なぜかポールは見付からず、がっかりしました。
山で物を落とすと、なぜか同じコースを捜しても見付からないので不思議なものです。
私はこれを「山が隠す」と呼んでいますが、今日は正にそれを感じた山行でした。
ようやく石投山に登れたもののポールを紛失してしまい、どうやら高いクリスマスプレゼントを買うことになりそうです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する