|
|
|
ようやく午後時間ができたので、岩手百名山の続きで三巣子岳へ。
三巣子岳は、岩泉町と葛巻町の境にある発電風車が回る丘陵地にある小ピーク。
小ピークなので、そんなに時間が掛からずに登れると甘く思っていました。
岩手百名山では、21号風車脇が登山口と書いてあります。
実際現地に行ってみると、この本の関係者が付けた「登山口」の道標がありました。
しかしその奥に登山道らしきものは見えず、とても登山口とは思えません。
本には「背丈の高い籔漕ぎがあるよ」と書かれていましたが、これは最初から籔漕ぎのようです。
周辺を歩いてマシな感じの籔を捜し、そこから笹薮に突入。
最初だけ若干マシな籔でしたが、奥に進むと背丈以上の激藪に変化。
本にある山荘は発見できず、笹籔を漕いだり、伐採しながら山頂に向って進んで行きます。
苦労して刈り払いされた山頂に到達すると、反対側に広めの作業道があり、21号風車方向にも踏み跡がありました。
山頂は籔山プレートがあり、展望のないスタンダードな籔山の山頂です。
どうやら反対側から登れば、酷い藪漕ぎをしなくても良かったような感じがしますが、
下山はこちら側でなく、21号風車方向の踏み跡を辿ってみることにしました。
この踏み跡は最初の数メートルは明瞭でしたが、背の高い籔の中に消失。
結局、下山も籔漕ぎとなり、行きも帰りも激藪で距離が短い割りに苦労した山でした。
本を読み直すと、20号風車側にも登山道があったようで、それがあの作業道だったようです。
この山は本にある21号風車側からではなく、20号風車側から登った方がいいようです。
次の上明神岳は、刈り払いされたルートを真っ直ぐ進んで難なく山頂に到着。
こちらも籔山プレートがある、展望のないスタンダードな籔山の山頂でした。
今日は対照的な2座でしたが、最初の三巣子岳、あんなに激藪で名山といえるのか疑問な山でした。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する