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この山は階上岳の隣の山ですが、鳩の字が付く会員がこの山を定例山行の山に選びました。
先週も仕事の関係で近くまで来たので、午後から鳩岳に登ったのですが、地形図に騙され、登頂を果たせませんでした。
この山は地形図にほとんど登山道が描かれておらず、地形図だけで登るにはちょっと難しい山です。
一応、緑の矢印と赤い矢印の道標のとおり登れば階上岳に山頂に至るのですが、バリエーションルートは不親切な感じ。
特に、鳩岳から南岳に向うコースは地形図よりかなり西にズレており、
先週は地形図の位置にルートがなかったので、廃道になったと思い、鳩岳を諦め下山したのでした。
下山してから、つるし平の駐車場で地元の登山者から鳩岳までのコースを聞くと、違うルートとのこと。
その方から「また来週も来て下さい」と言われ、無念の帰宅となりまた。
鳩岳の未練が残り、今回の定例山行でリベンジ登山をすることにした次第です。
定例登山は8時30分集合でしたが、その時間に登山口に行けなかったので、
今回はプライベート登山での参加。
登山口に到着したのが午前10時。当然、山岳会の一行は先行して出発しています。
今回は下の登山口から入山し、まずは最初のつくし森へ。
つくし森を登ってから、少し下って南岳に向うルートに入り、そこから鳩岳に向うルートへ分岐。
当初、鳩岳を藪山だと思っていたので藪を漕いで尾根を直登していると、下の方で熊鈴の音が聞こえます。
見ると、下を山岳会ご一行が通過して行くのが見えます。
これを見て、登山道があったことと、一行が鳩岳までしか到達していないことで、二重の驚きです。
すぐに藪帯を横トラバースし、正規ルートにぶつけて軌道修正し、労せずに鳩岳に登頂。
先週は地形図にすっかり騙されて、二週間もこの山に時間を費やしてしまったのですが、何ともアッサリです。
その後、南岳に向うルートの途中で山岳会一行に合流。
パーテイーに混ぜてもらい、南岳、階上岳のピークを巡り下山しました。
鳩岳は、地形図に騙されなければ先週で終わった山なのに、実際、昔から地形図の位置登山道があったのでしょうか。
「また来週も来なさい」という地元登山者の言葉が山の縁になり、心残りなく登頂ができた山行となりました。
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