そのフィルムカメラで愛用していたフィルムがフジクロームベルビアです。
1990年代から2000年代にかけて一世を風靡し、我々シロート写真家はもとより、有名なプロの風景写真家の先生方にも愛用されてきました。
それまでのフィルムとは一線を画する鮮やかな発色で、はじめて現像されたベルビアを見たときは実に感動的でありました。
さて、そんなベルビアの描写をデジカメで再現できるかということなのですが、デジカメ購入の際に色々調べてみると、フジのデジタル一眼レフには「フィルムシミュレーション」という機能があって、その中に「ベルビア」モードがあることが分かりました。
でも、私は長年ペンタックスのカメラを愛用してきましたので、フジのカメラでは手持ちの交換レンズを活かすことができません。
そこで、手持ちのレンズを活かすべくPENTAX K-70を購入し、あれやこれやと試してみることにしました。
左の写真は、前々回の山行記録にアップしたものですが、「カスタムイメージ」を「リバーサルフィルム」に設定し、ホワイトバランス(WB)はオートのまま撮影しています。
すると、偏光フィルターの効果も相俟って、如何にもベルビアで撮影したっぽい、濃い〜い空の青さが出てくれました。
右の写真は、前回の山行記録のものですが、薄曇状態での撮影ですので、WBを「曇天」に設定するのがセオリーでしょうが、個人的に「曇天」モードのオレンジがかった発色があまり好みでないので敢えてオートのままとし、「カスタムイメージ」を「鮮やか」に設定して撮影してみました。
ベルビアの欠点として相反則不軌(ソーハンソクフキって聞いても「何のコッチャ」って方が殆どでしょうが、まあご宥恕のほどを…笑)が出やすいというのがあるのですが(現行品では改良されているようですが)、これを逆手にとって独特の色合いを出すこともでき、この画像はそんなベルビアっぽくなりました。
今のところ、まだ「まぐれ当たり」の域を出ていませんが、これから色々と研究して試し、デジカメでベルビアに匹敵する描写ができるよう勉強していきたいと思っております。
ポジフィルムはここ一番!の時に使ってましたが、たいがい失敗しました(笑)
コメントありがとうございます。
確かにリバーサルフィルムは、露出にシビアで露出補正の匙加減など難しかったですよね。
でも、その分、成功してキレイな写真を撮影できた時は、ウレシさも倍増でした。
こんばんは〜 (^^)
me too で ございます
わたくしも 昔、ベルビア で、
マニュアル の FM2 では、
失敗 50%近かったと思います
コンパクトカメラ だったら
失敗無く … って、情け無かったです〜
それから、
プロビア は、手が出せなかった ですが
今では、ベルビア も、高額なようだし
現像、プリント なんかも、高額なのでしょうね〜
コメントありがとうございます。
ホント、最近リバーサルフィルムは、フィルムそのものも現像代も高くなっちゃいましたよね…。
ポジからのダイレクトプリントに至っては、何年か前にフジがサービスをやめてしまって寂しい限りです。
懐かしいな〜ベルビア
当初はISO感度50でシャッタースピード遅くて困るってこともありましたが、やはりあの発色の鮮やかさにメインで使用していました。
私の知人はいまだフィルムでやっていますが、こちら青森ではもはや現像できる場所など無く、カメラ店から東京に依頼に出してるそうで2週間くらい掛かると言ってました。
もう何年も前からリバーサルフィルムは店頭に置いてなかったな〜
コメントありがとうございます。
もはや、フィルムも「懐かしい」時代になっちゃったんですね…(笑)。
それにしても、地方ではそんな状態になってるなんてオドロキです。
ベルビー(ベルビア使い)でなくても何度か使ったことがありますが殆どプロビーでした。その後MS100/1000と併用してプロビア100Fに移り400F前に私の写真熱が下火になりました。(段階露出+ 多分割測光or単体露出計で極度の露出ミスは無いが構図がズサン😢)
ベルビアの発色は強烈すぎ&実効感度40では私には使いこなせず、時々使用の類似発色ネガのアグフア ウルトラ50も鮮烈でした。しかしこちらも私には合わずたまに使うネガは160NSかリアラACEのみでした。
という訳で私にとってベルビアはプロ中のプロのためのフィルムとして畏れ多いポジでした。
コメントありがとうございます。
プロビアも、何かと使い勝手の良いフィルムでしたよね。
私も、ベルビアの次ぐらいによく使用していました。
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